MENU
カテゴリー

「Catch FIFA World Cup QATAR 2022」~Day 9 ハイライト~ 2022.11.28

目次

【グループG 第2節】カメルーン×セルビア

■説得力抜群の裏抜け一発で同点に追いつく

 初戦は敗れてしまった両チーム。連敗となったチームはこの後行われるブラジル×スイスの試合結果次第で、最終節を待たずに敗退が決定してしまうというシビアな状況だ。

 どちらかといえばボールを持つ機会が多かったのはセルビアの方。3バックが落ち着いてボールを持つ。しかし、カメルーンは4-1-4-1であり、前のプレス隊に3枚かけることはやぶさかではない。よって、セルビアは時折ミレンンコビッチをSB的に活用する4バックシフトでのボール回しもバリエーションとして持っていた。こうなると噛み合わせきれないカメルーンには迷いが出るようになる。

 中盤を引き出すことができるようになれば、セルビアは中盤を活用しながら前進する。ボールを前に運ぶ原動力になっていたのは両サイドのWBである。コスティッチとジヴコビッチはいずれもボール運ぶことができる攻撃的な人材。4バックのカメルーンは逆サイドの大外のケアが甘くなることが多く、バックラインが中盤を引き出すことができれば、セルビアは中盤を使った素早いサイドチェンジでWBにボールを供給することができる。

 この形でサイドからアタッキングサードに侵入。ミトロビッチやミリンコビッチ=サビッチなどのターゲットに積極的にクロスを上げていく。特にミトロビッチは前半の内に決定機を手にしていたが、フィニッシュがはまらず。先制点のヒーローになりそこねた。

 一方のカメルーンは前進に苦戦。WBの背後に流れるムベウモのボールキープなど単発では光るところはあったが、セルビアほど前進のルートを確立はできず。時折、セルビアのビルドアップミスを引っ掛けてのカウンターがメインとなっていた。

 しかし、試合の流れに逆らうように先制したのはカメルーン。セットプレーからファーに詰めたカステレットが抜け出してゴールに叩き込む。ベンチメンバー総出で喜びまくったカメルーンはこのゴールから一気に勢いに乗る。プレスからテンポを掴み、セルビアを追い立てるようになる。光っていたのは中盤のボールハント能力である。

 先制直後のカメルーンのラッシュを凌いだセルビアはWB主体のボール保持からテンポを取り戻して反撃に移行。こちらもセットプレーからパヴロビッチが脅威の背筋力を生かしたヘディングで前半追加タイムに追いついてみせる。

 すると、この勢いで畳み掛けるセルビア。自陣深い位置でのアンギサの処理ミスを掻っ攫うと、これをミリンコビッチ=サビッチが決めて一気に逆転まで持っていく。直後にミトロビッチが3点目を決めていれば前半のうちにさらにリードを広げられた可能性も。乗り切れないこの男は気がかりなものの、前半をリードした状況でセルビアは折り返しに成功する。

 しかし、ミトロビッチは後半早々に結果を出す。激しい中盤の攻防でスタートした後半は、背後のスペースが空きやすい展開に。左サイドのコスティッチを起点とした攻撃が冴えていたセルビアは彼のボール奪取からミトロビッチが左右のWBと連携しながらゴールに迫りようやくゴール。リードを広げてみせる。

 2点差というセーフティリードを得たと思われたセルビアだが、ハイラインの割にはボールホルダーを捕まえきれない状況をカメルーンにやたらと突かれると雲行きが怪しくなっていく。リードが広がってもセルビアはプランを変える様子はなし。追いかけるカメルーンは一発の裏抜けを連発し、セルビア陣内に侵入する。

 この形から一気に追いついてみせたカメルーン。中盤から飛び出したアブバカルがループシュートを決めて反撃の狼煙を上げると、逆サイドに残ったミレンコビッチを置き去りにした右サイドの裏抜けからチュポ=モティングが同点ゴールを決める。「繋ぐな!蹴れ!」という命令に背いたGKのオナナを追放しての一発裏抜けのゴールはやたらと説得力がある。

 以降はグロッキーな撃ち合いとなった。最終節の戦いを見越すと勝っておきたいのはブラジルとの試合を控えているカメルーンだが、コスティッチにサイドから押し込まれるなど苦戦。5バックへのシフトを余儀なくされる。

 終盤にもミトロビッチには決定機があったが、いずれも決めることができず。後半頭に得点を決めたもののおそらくコンディションが悪いのだろう。もらったチャンスの数に比べれば、1得点という結果は物足りない。

 試合は痛み分けで終了。自力突破の可能性が最終節まで残るかどうかは裏のカードの結果次第という形となった。

試合結果
2022.11.28
FIFA World Cup QATAR 2022
Group G 第2節
カメルーン 3-3 セルビア
アル・ジャヌーブ・スタジアム
【得点者】
CAM:29′ カステレット, 63′ アブバカル, 66′ チュポ=モティング
SER:45+1′ パヴロビッチ, 45+3′ ミリンコビッチ=サビッチ, 53′ ミトロビッチ
主審:モハメド・アブドゥラ

【グループH 第2節】韓国×ガーナ

■左サイドを軸にした後半の猛攻は実らず

 旋風を起こしたアジア勢だったが、日本とサウジアラビアが敗れて一段落。無敗を維持する最後の砦となったのがH組の韓国である。そんな韓国は前線3枚を入れ替え。大幅にメンバーを入れ替えた日本を彷彿とされるスターターとなった。

 ガーナは前節の5バックから4バックにシフトチェンジ。ポルトガルと比べれば韓国とは十分に組み合えるという判断だろう。5バックを使った後のチームが4バックに移行した際に最も難が出やすいのはCB-SBのスペース。このスペースに出て行きすぎたり、あるいは放置しすぎたりなど判断のギャップが生じることが多い。

 立ち上がりの韓国はこのギャップを利用。右サイドのハーフスペースを狙い撃ちしながら深さを作っていく。三角形を作ってのパス交換で優位を取り、エリア内にボールをつなぐことに成功する。ガーナがクリアした後のCKもしっかりとデザインされていた韓国。序盤は攻勢に出たのは彼らの方だった。

 しかし、ガーナは前節ほど苦しい戦いになったわけではない。韓国はポルトガルと違い、ボールをロストした後の即時奪回に熱心なわけではないので、ボールを取った後に落ち着いてボールを持つことができた。

 4バックにしたガーナは前節はIHだったトーマスが降りてくるアンカーロール的な振る舞いを増やすように。韓国は2トップがトーマスを受け渡しながら守るミドルプレスを維持していく。ポルトガルほど支配的でない韓国のスタンスに対して、ガーナもまたショートパスからの前進をすることができていた。

 先制したのは序盤に主導権を握れなかったガーナ。セットプレーからの混戦を制して叩き込んだのはサリス。均衡を破る一撃をお見舞いする。

 勢いに乗るガーナは流れの中から追加点をゲット。ジョーダン・アイェウのクロスから完璧に抜け出したクドゥスが合わせてさらに突き放す。アンドレ・アイェウとクドゥスの2人が仕掛けたラインの駆け引きに韓国のバックラインは屈してしまった。

 苦しくなった韓国。時折、ロングカウンターから左サイドをソンが駆け上がるシーンが散見されるが、インサイドの攻め上がりが間に合っておらず、待っている間に挟み込まれてしまうなど有効打にならない。ポゼッションはできるか、ガーナの守備陣を攻め立てることはできず、得点とともにサイドからの崩しも沈黙してしまった印象。2点のビハインドを背負ってからは内容まで尻すぼみになってしまう。

 後半、劣勢だった韓国は選手交代とともにシステムを4-3-3に変更。前プレスの強化とサイド攻撃を手厚くする形にシフトする。ガーナが前プレにきた韓国のアンカー周りを使う攻撃をするなど、リスクはあったこのシフトチェンジ。しかしながら、2点ビハインドという状況であれば多少のリスクを負っても出力を上げられれば問題はない。左サイドからのクロスを軸としてエリア内に迫る機会を増やすように。

 すると、この左サイドのクロスから追撃弾を得た韓国。決め手になったのは交代で入ったイ・ガンイン。ターゲットが1枚という精度が問われる状況だったが、投入直後にこのクロスをバチっと決めてみせた。

 さらに韓国は左サイドからの攻撃で畳み掛けていく。ソンが対面のランプティを縛り付けると、外を回ったSBのジンスのクロスをギュソンが叩き込む。これでギュソンは2ゴール。左サイドからのクロスを軸に韓国は一気に追いついてみせる。

 ボール保持のところから呼吸をすることができずに韓国の攻勢を受け続けるガーナ。苦しい状況を打開したのはトーマス。中盤でターンを決めて前線にチャンスを供給する機会を得ると、左サイドのジョーダン・アイェウから外を回ったSBのメンサーがクロスを入れる。仕留めたのはファーに構えていたクドゥス。韓国の2点目のコピーとも言える形で3点目を奪い取る。

 ファン・ウィジョを投入し、前線の枚数を増やして総攻撃を仕掛けていく韓国。イニャキ・ウィリアムズのロングカウンターの反撃に遭いながらも攻め込み続ける。後半の頭の1枚しかターゲットがいなかった状況は一変。複数枚をエリアに入れ込む韓国に対して、ガーナのDFの対応はかなりギリギリだった。

 最後の最後まで得点のチャンスがあった韓国だが、ガーナのゴールをこじ開けるには一歩及ばず。後半の猛追も虚しく勝ち点を積むことができなかった。ガーナは後半は苦しい戦いだったが、攻撃的な韓国のサイドをひっくり返す形でワンチャンスをものにしてみせた。

試合結果
2022.11.28
FIFA World Cup QATAR 2022
Group H 第2節
韓国 2-3 ガーナ
エデュケーション・シティ・スタジアム
【得点者】
KOR:58′ 61′ ギュソン
GHA:24′ サリス, 34′ 68′ クドゥス
主審:アンソニー・テイラー

【グループG 第2節】ブラジル×スイス

■ミッション失敗の諦めのつく決勝点

 第2節も残り2試合。だが、ここまで連勝のチームはただ1つ。連勝を決める可能性を残した3チームのうち、トリ前で登場するのはブラジル。ゴリゴリの優勝候補としての貫禄を見せつけた彼らが2節目に戦うのは初戦を勝利ししたスイス。こちらも勝てば連勝で突破を決めることができる。

 試合は非常に手堅い展開になった。ボールを持つ機会が多いのはブラジルの方。バックライン+アンカーの組み立てにIHが時折降りるというオーソドックスな形で試合を組み立てる。なお、右のSBにはミリトンというゴリゴリのCBが入ったが、左のサンドロとはそこまで高さを変えておらず、明確に3枚のCBでビルドアップ!といったようなことは見られなかった。

 スイスの非保持のスタンスは明快。ブラジルのCBは完全に放置。優先事項はコンパクトな陣形の維持で、裏へのパスは全て根性でついていく形である。ライン間で前を向かせることは御法度であり、この部分はブラジルにはほとんど許さなかった。

 というわけでブラジルの組み立ての鍵になるのはCB。マルキーニョスがボールを持ちながら左サイドを押し上げて組み立てを行っていく。ヴィニシウスの対面相手が1枚になるような形を作ることができればうまくいくが、その状況を作り出すことができない。

 右サイドにおいてはハーフスペースの裏抜けを狙っていたが、これも折り返しのクロスを入れる前にカット。前半唯一の決定機だった右サイドからのクロスをヴィニシウスがヘッドしたシーンは守護神ゾマーが立ちはだかりシャットアウトする。

 スイスの色気がなかったのはボール保持でも同じである。トランジッション局面で何度か中央で縦に早く進める局面を迎えていたが、彼らの優先事項は一度ボールを落ち着かせること。下手にボールを失って、ピンチを迎えることは避けなければならない。ドローは彼らにとっては悪くない結果。それでいて、ブラジルの前線のチェイシングをいなせるくらいのポゼッションスキルがあるのだから、相手からするとスイスは厄介極まりない。

 後半、ブラジルはロドリゴを投入。パケタに比べるとさらに攻撃的なタレントを置くことに。保持では4-3-3をキープしつつ、非保持は4-4-2に移行する。スイスのスタンスは前半と同じ。エンボロを前に残して9人でブロックを組んで手堅く試合を進める。

 4-2-3-1になり、ブラジルの前プレの脅威が減った分、スイスは前に進む機会が増えた後半の立ち上がり。サンドロの裏をとった右サイドからの侵攻はこの試合最大のチャンス。しかし、これをブラジルの守備陣がきっちり引っ掛けて凌ぐと、以降はブラジルのペースに再び傾いていく。

 徐々に中央への縦パスが増えていたブラジルの攻撃。スイスは段々と中央を開けていくシーンが増えていくようになる。リシャルリソン、ロドリゴとポスト役が増えたのはスイスにとって厄介。中央の縦パス→サイドへの展開→フィニッシュという流れもこれまで以上にスムーズになる。

 ヴィニシウスがネットを揺らしたシーンもややアクシデンタルではあったが、中央を破られた結果、大外のケアの枚数が足りなくなった形。スイスからすると0-0をキープしたいのだから、アクシデンタルなことが起きていること自体がありがたくない。

 するといよいよその時がやってくる。サイドからヴィニシウスがドリブルから横パスを仕掛けるとここからワンタッチを2連発。ロドリゴのポストとカゼミーロのフィニッシュはあまりにスピーディー。スイスからすると気づいたらネットが揺れていた状態だったのではないだろうか。

 静的に試合を運びつつ、最後にはこじ開けられてしまったスイス。ドローで最終節を有利に迎えたかったスイスだが、その願いは叶わず。しかし、まぁあれだけのスキルのブラジルの決勝点をまざまざと見せつけられた諦めもつくのかもしれない。

試合結果
2022.11.28
FIFA World Cup QATAR 2022
Group G 第2節
ブラジル 1-0 スイス
スタジアム974
【得点者】
BRA:83′ カゼミーロ
主審:イヴァン・バートン

【グループH 第2節】ポルトガル×ウルグアイ

■保持の引き出しと最終局面の武器で質の差が

 勝てば3チーム目のグループステージ突破チームの仲間入りを果たすポルトガル。対戦相手は南米の常連であるウルグアイ。初戦は韓国を引き分けに引き摺り込んだ彼らを相手に連勝を決めることができるだろうか。

 序盤からボールを持つ機会が多かったのはポルトガルの方である。彼らの4-3-3に対峙するウルグアイのフォーメーションは3-5-2。高い位置からプレスをかけようとすればバッチリと噛み合わせが合うフォーメーションである。

 よってポルトガルは積極的な移動でズレを作ることをしていた前半となった。もっとも、こうした動きは第1節のポルトガルでも見られていた部分。相手のフォーメーションにどこまで合わせたものであるかは不明である。

 ズレを作ることが多かったのはアンカーのネベス。バックラインの左側に落ちる動きで相手から離れてフリーになる。ネベス以外にもブルーノ、ベルナルドなどがフリーになる動きを模索するのも前節と同じである。バックラインの中でズレができると、前線に積極的に蹴っていくのがこの日のポルトガル。ロナウド、フェリックスをロングボールのターゲットとしてボールを動かしていく。

 サイドに流れるロナウドをフォローするように高速でオーバーラップするメンデスは攻撃の厚みをもたらすのに重要な存在。負傷交代してしまったのは残念極まりないと言えるだろう。

 一方のウルグアイの狙いはトランジッション一本。ボールを引っ掛けることができれば一目散にゴールに向かっていく。32分のベンタンクールの決定機は最後のタッチが見事だっただけに決めたかったところであった。ただし、この日のポルトガルはそこまでショートパスの本数が多くなかったため、高めの位置で引っ掛けてショートカウンターまで移行できるのは稀である。

 個人的にはウルグアイはもう少しボールを持ちながら試合をコントロールしてもいいかと思った。ポルトガルのプレスは繋ぐ余裕がないほど強烈なもののようには思えなかったので、ウルグアイはもう少し前節のようなボールの繋ぎ方をしても良かったのかもしれない。

 そうした余裕があれば、たとえばカンセロとマッチアップするヌニェスのようにもう少し優位が取れそうな場所を落ち着いて攻めることができたはず。前半のウルグアイはそうした攻め筋を存分に活かせたようには見えなかった。

 ウルグアイの繋ぐチャレンジは後半頭に。引っ掛けてしまってポルトガルのショートカウンターにつながってしまう。ボールを落ち着かせて繋ぐという部分ではこのトライは失敗に終わってしまった格好だ。カウンターにおいても右サイドの厚みが十分ではなく、相手のゴールまで攻撃が届かない状況が続く。

 チャレンジが狙い通りに決まったのはポルトガルの方。自在に左右に流れるブルーノが左サイドに登場。クロスを上げた先にいたのはロナウド。触ったか、触ってないかはぱっと見ではわからない状況ではあるが、ニアサイドでフリーランを行っていたゲレーロのおかげでロナウドはオンサイド。どちらにしても先制点は認められることになった。

 リードを奪ったポルトガルはウルグアイにボールを持たせるアプローチに素早く切り替える。WGはSBを徹底監視するリトリート第一主義になる。

 ウルグアイは右サイドを強化。カットインする成分をもたらすことができるペリストリに加えて、左のSHをベースポジションとするデ・アラスカエタもこちらのサイドに裏抜けを繰り返すことでチャンスメイク。シュートに迫る時間帯を演出することに成功する。

 ゴメスのポストへのシュートやデ・アラスカエタの冴えないフィニッシュなどウルグアイがこのチャンスを逃すと、流れは再びポルトガルに。ヒメネスがハンドを取られてポルトガルにPKが与えられる。

 このハンド判定は非常に微妙なもの。確かに体を支える手ではあるが、ボールが出そうなところにあえて支え手を出したように見えなくもない。支え手の項目にも「故意ではない限り」という但し書きがあるように、このプレーがあえてととらえられてしまえばハンドである。要は主審の解釈次第と言える場面だろう。この場面では故意に近いと解釈されたということだ。

 このPKをブルーノが決めて2ゴール目。その後もハットトリックに向けてシュートチャンスを貰い続けるブルーノだったが、思い出となる3ゴール目を決めることはできなかった。

 それでも混戦の各グループを見渡せば、決勝トーナメント進出を一足先に決めることができたのは恵まれている。ボール保持が効いていた時間帯の長さと、ゴールに向かう武器の豊富さで考えればポルトガルの順当な勝利と言えるか。

 一方のウルグアイはこれで2試合ノーゴールで無得点。他会場の条件付きでガーナ戦に突破の可能性を残すとはいえ、ここまでの戦いをみれば決して楽観視はできない状況だ。

試合結果
2022.11.28
FIFA World Cup QATAR 2022
Group H 第2節
ポルトガル 2-0 ウルグアイ
エデュケーション・シティ・スタジアム
【得点者】
POR:54′ 90+3′ フェルナンデス
主審:アンソニー・テイラー

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次