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「EURO 2020 チーム別まとめ」~チェコ代表編~

目次

チーム情報

監督:ヤロスラフ・シルハビー
FIFAランキング:40位
EURO2016⇒GS敗退
W杯2018⇒予選敗退

招集メンバー

GK
1 トマーシュ・ヴァツリーク(セビージャ/スペイン)
23 イリ・パヴレンカ(ブレーメン/ドイツ)
16 アレシュ・マンドウス(シグマ・オロモウツ)

DF
4 ダヴィド・ジマ(スラヴィア・プラハ)
19 トマーシュ・ホレシュ(スラヴィア・プラハ)
24 ヤクブ・ブラベツ(ヴィクトリア・プルゼニ)
3 オンドジェイ・チェルーストカ(スパルタ・プラハ)
5 ヴラディミール・ツォウファル(ウェスト・ハム/イングランド)
6 トマーシュ・カラス(ブリストル・シティ/イングランド)
17 アレシュ・マテユ(ブレシア/イタリア)
2 パヴェル・カデジャーベク(ホッフェンハイム/ドイツ)

MF
25 ヤクブ・ペシェク(スロヴァン・リベレッツ)
22 アダム・ハロジェク(スパルタ・プラハ)
13 ペトル・シェフチーク(スラヴィア・プラハ)
19 トマーシュ・ホレシュ(スラヴィア・プラハ)
12 ルカーシュ・マソプスト(スラヴィア・プラハ)
21 アレックス・クラール(スパルタク・モスクワ/ロシア)
7 アントニーン・バラーク(エラス・ヴェローナ/イタリア)
14 ヤクブ・ヤンクト(サンプドリア/イタリア)
15 トマーシュ・ソウチェク(ウェスト・ハム/イングランド)
8 ヴラディミール・ダリダ(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)

FW
9 パトリク・シック(レヴァークーゼン/ドイツ)
20 マテイ・ヴィドラ(バーンリー/イングランド)
11 ミハル・クルメンチーク(PAOK/ギリシャ)
10 トマーシュ・ペクハルト(レギア・ワルシャワ/ポーランド)

各試合振り返り

GS第1節 スコットランド戦

画像1

■一本槍を後押しする声援を打ち消したシック

 テクニシャンとハイタワーの融合というのがチェコの伝統的なイメージだったのだが、この試合のチェコは少し様子は違った。何はともあれフィジカルをゴリ押し。スコットランドを向こうに回してゴリゴリに削りあう展開に。『マッチョ』という言葉がやたらTLに飛び交う試合になった。

 チェコが丁寧にやる時はCHのソーチェクとクラールで縦関係を築き、CBの手助け役としてクラールが低い位置を取る。だが、そういった場面は限定的。縦に早いボールでシックやソーチェクに当てて大きく前進しながら、押し上げていくようなパワーに頼った場面が目立つ。

 確かにチェコのCFのシックはパワーもスピードもあるのでそういうやり方もいいとは思う。実際に先制点は彼の競り合いでの力強さを前面に押し出した場面ではあった。ただ、彼のキレイなポストプレーの落としみたいなのはもう少し活かしてもいいのではないかなと。押し上げる局面を制御しつつもっとゆっくりと丁寧に進めながら試合を支配してもよかったのかなと。特に、スコットランドが相手ならばなおさら。

 footballistaの名鑑では散々な下馬評だったスコットランド。特に押し下げられた後の前進の手段と決定力についてメタメタに書かれていた。ただ、前進の方はチェコがプレスを緩めた時は全くダメというわけではなかった。2トップはサイドに流れながらボールを引き出していたし、トップがサイドに流れていた時はIHがエリア内に突撃するというパターンは一応あった。チームの得点源はマッギンということからも何となくこういう形で得点しているのだなという部分は透けて見える。

 トップが左サイドに流れたところに後方からフィードを打ち込み、フォローに入ったロバートソンがクロスを上げるというのがスコットランドの攻めの主体。この日は見ることができなかったティアニーとロバートソンの併用は、恐らく後方からティアニーが縦に蹴りまくる形で成立しているのだろう。マクトミネイも代表では後半のようなバックライン起用が多いとのこと。スコットランドは後方に砲台が必要なイメージなのだろうか。

 ロバートソンという一本鎗、そして決定力に欠けるストライカーという苦しい展開ではあった。だが、ホームのハンプデン・パークの観衆がスコットランドの背中を押す。後半の立ち上がりは声援を背に、この日最もゴールに近づいた時間帯といっても良かった。

 だが、それを打ち砕いたのは再びシック。会場の雰囲気を一刀両断するかのような冷静なロングシュートでハーフラインからゴールマウスを強襲。EURO史に残るであろう長い距離の得点でスコットランドを黙らせてしまう。その後も奮闘を続けていたスコットランドだが、最後までゴールをこじ開けることはできず。もう1つの決定力不足が大きくのしかかる無得点での敗戦となった。

試合結果
スコットランド 0-2 チェコ
ハンプデン・パーク
【得点者】
CZE:42′ 52′ シック
主審:ダニエル・シーベルト

GS第2節 クロアチア戦

画像2

■痛み分けだが対照的な最終節を迎える

 前節の勢いそのままに立ち上がりから攻めに出るチェコ。ただし、高さ重視で直線的にガンガン!だったスコットランド戦とは異なり、サイドからボールを運ぶシーンが目立つ。狙い目としたのはクロアチアの右サイドの裏側。だが、全体を押し上げるタメが作れないのが問題となる。サイドからのクロスに合わせる厚みが中央にはなかった。

 一方のクロアチアも前節と同じくモドリッチとコバチッチにすべてをベットする前進の手法。余談なんだけど、クロアチアのやり方は今回のEUROのトレンドである『3-2-5(もしくは3-5-2)での後方の数的優位確保からの前線への長いレンジのパスで進んでいく』という要素から最も遠いチームだと思う。

 彼らは中盤を経由しないと進むことができない。モドリッチとコバチッチという他のチームであればボールを入れることもためらうポジションの選手にボールを入れて前を向いてゲームメイクしてもらう。

このポジションの選手にボールを入れにくいのは、守備の際にミドルプレスを敷くチームが多いから。そして、ビルドアップで彼らに前を向かせる仕組みが整備できているチームが少ないからだと思う。

 クロアチアも他のチームに比べてその仕組みが整っているとは思えないのだけど、モドリッチとコバチッチはそれでもなんとかしてしまう。ので彼らのスキルは超一流なのだろう。確かにくぐってきた死線の数が違う感が出てるコンビである。

 クロアチアはアタッキングサードで詰まると普通に困ってしまうチームなので、モドリッチとコバチッチは自らマークを外すボールの引き出し方をするだけではなく、局面を大きく進める展開まで求められる。そうなるとどうしてもチャンスメイクの頻度という点では劣ってしまう。

 先制点を得たのはチェコ。エリア内でのロヴレンの肘がシックに直撃してしまい、これがファウルを取られてしまった。37分のこのファウルのせいで試合全体にピリピリした小競り合いが増えたのがちょっと残念な前半の終盤であった。

 クロアチアは後半早々に追いつく。クイックリスタートから裏に抜けたペリシッチが1人でゴールまでを完結。確かにクイックリスタートを咎められなかったチェコも問題なのだけど、シンプルにここから得点まで持って行けるのはペリシッチの底力である。

 だが、このゴール以降はクロアチアは停滞。チェコが選手交代で中盤の高い位置からプレスをかけるようになると、モドリッチとコバチッチ経由の攻撃が減少。前線の単騎に依存する形が増えていった。

 選手交代後はスコットランド戦のようなロングボールからの速い攻撃はできていたものの、チェコも終盤は停滞。PKのシーンでの負傷の影響もあったか、シックが早い時間に下がってしまったのも決め手を欠く一因だったはずだ。

 試合は痛み分けで終了。勝ち点を4に伸ばして突破に王手をかけたチェコとは対照的に、クロアチアは最終節に勝ってなお他会場、他グループの結果次第という天に祈る必要が出てくる展開になってしまった。

試合結果
クロアチア 1-1 チェコ
ハンプデン・パーク
【得点者】
CRO:47′ ペリシッチ
CZE:37′(PK) シック
主審:デル・セーロ・グランデ

GS第3節 イングランド戦

画像3

■宿題は据え置き

 第2節が終わった時点では突破をかけたガチンコの直接対決のはずだった。だが、他グループの結果で一変。共に突破を決めている両者にとってはただの通過順位決定戦ということになった。

 それでもイングランドはキッカケが欲しいところだろう。特にこの試合ではマウントが不在。前と後ろのつなぎ役として代替が難しい彼の欠場でイングランドがどう動くのかは注目ポイントであった。

 その答えは前線をひたすら下ろしまくること。ケインもスターリングもサカもグリーリッシュもとにかくボールを受けに来る。全員がボールを運べるタイプではあるから問題ないっちゃないのかもしれないけど、バランスとしてはあんまりよくないし、即興性も否めない。

 そんな中でクラブでやったことが活きていた場面も散見された。例えば、開始直後のスターリングをお膳立てしたケインの前線へのパス、マグワイアの持ちあがりからの楔など。個人の良さすら見られなかった第1節、第2節よりはよかったかもしれない。

 途中交代の選手の中で際立っていたのはヘンダーソン。攻守のバランスのとり方とサイドの顔の出し方が絶妙で、周りの人と調和したプレーが見られていた。個人的には彼がいるイングランドの方が好き。

 イングランドがバリバリよかったわけでもないが、チェコもチャンス創出に苦しんだ。序盤から右サイド偏重でサイド攻略に挑む。中心となっているのはダリダで、トップ下の彼が自在に両サイドを使うことで相手を押し下げたいのだろう。

 気になるのはソーチェクのエリア内での攻め上がりのチームの武器としてあまり共有できていないこと。この日のようにシック1人でなんとかするのが難しいCBが相手の時は彼がエリア内に入って、シックを助けたいところ。ただ、チームとしてあんまりソーチェクを押し上げる仕組みができていない気がする。それさえできれば、より強固な守備ブロックが待ち受けているノックアウトラウンドでのサイド攻撃がより武器として磨きがかかるだろう。次の相手のオランダとかすごく効きそうだけど。

 イングランドは人の組み合わせのケミストリーが、チェコはレギュラー選手を活かす仕組みが物足りない一戦。ノックアウトラウンドに持ち越した宿題を抱えた両チームはトーナメントでインパクトを残すことができるだろうか。

試合結果
チェコ 0-1 イングランド
ウェンブリー・スタジアム
【得点者】
ENG:12′ スターリング
主審:アルトゥール・ディアス

Round 16 オランダ戦

画像4

■誘発されたミスマッチで沈んだオランダ

 ここまでアグレッシブなスタイルを貫くことでグループステージを彩ってきたオランダ。この試合でもそのスタイルは健在。立ち上がりから積極的な動きでチェコに挑む。特長的だったのは前線の人選。長身で基準点型のベグホルストではなく、より機動力に長けているマレンをチョイスした。

 狙いとしては裏抜けの動きでチェコのDFラインを縦方向に揺さぶることだろう。特に集中的に動き出していたのは左サイドの裏の周辺のあたり。マレンやデパイだけでなく、右のWBであるダンフリースもこのサイドまでわざわざ流れてから裏抜けをしていたので、チームとしてここを狙っていこうという意志があったのかもしれない。

 チェコも立ち上がりはその戦いに付き合った。チェコ、結構不思議なんだけど、序盤はとりあえず相手に肌を合わせるような戦い方をする。例えば、スコットランド戦ではやたらキックアンドラッシュなスタイルに全乗っかり。この試合ではボールサイドにやたら人をかけてショートパスをつなぐスタイルだった。10分くらいでやめたけども。

 守備の部分ではチェコはオランダの中盤をマンマーク的に捕まえる。チェコが上手かったのは、浮いているオランダの最終ラインがボールを持った時に、周辺の選手がマーカーを捨てて圧縮をかける選択ができたこと。そのため、オランダは常に窮屈な状態から脱することができなかった。デパイやマレンを前線に使ったにもかかわらず、彼らがDFを背負いながらプレーする機会ばかり。オランダの前線の人選と展開はミスマッチになってしまった。

 結果的にオランダの攻め手はダンフリースの猪突猛進の突撃ドリブルか、タイミングが全く合わないファン・アーン・ホルトの抜け出しくらい。チェコの非保持によって乏しい前半になってしまった。

 後半はやや落ち着かないオープンな展開になった両チーム。後半早々に両チームに訪れた決定機の成否が試合を大きく分けることになった。先に決定機を得たのはオランダ。スルスルと抜け出したマレンが迎えたGKとの1対1はシュートを撃てないまま終了。

 一方、チェコが迎えた決定機はシュートには至らなかったものの、デ・リフトのハンドを誘発。これが決定的な得点機会の阻止により一発退場になってしまう。10人になってもオランダが攻める余力はまだあったが、先制点を得たのはチェコ。ファーに流したFKからニアに折り返すシンプルな形でチェコは簡単にフリーな選手を作ることができた。オランダ、数的不利関係ないじゃん!という失点シーンだった。

 その後のオランダはいいところなし。80分にはシックにとどめの2点目を決められる。ダンフリース、5バックの感覚でカバーをサボってしまったように見えた失点シーンだった。2失点をするとオランダは完全に意気消沈。奇跡を起こすための下地となるエネルギー自体がもう残っていないように見えた。

 戦況と人選のミスマッチを解消できなかったオランダ。相手を苦しめるやり方に注力したチェコに屈し、伝統的な勝負弱さをまたしても露呈してしまった。

試合結果
オランダ 0-2 チェコ
プスカシュ・アレナ
【得点者】
CZE:68′ ホレシュ, 80′ シック
主審:セルゲイ・カラセフ

Quarter-final デンマーク戦

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■交代選手の質の差が最後の結果を分ける

 立ち上がりから落ち着かない状況が続いた中で早々に先制したのはどちらかと言えば押し込まれていたデンマーク。セットプレーから1つ目の好機を制し、やや前に出る。

 基本的に攻守の切り替えが少ない展開。共に時間をかけて前進していくというスタイルのように見えた。時計が進むにつれてようやく徐々に両チームの前進の仕方にカラーが出るように。

 先制されたチェコはショートパスをつなぎながら前進。方針の問題なのだけど、縦に刺せるタイミングが合っても、無理に入れることをせずにマイナスのパスを使いながら少しずつ前進していく。終着点としてはとりあえずエリア内に選手を多く送り込みたいのだろう。だからこそ、ゆっくり進む。ただし、決まったメソッドはない。スマートさはないものの、焦れずにつなぎながらPAに人が入り込むのを待つ印象である。だが最後のクロスが決まらない。クロスを跳ね返すことに長けているデンマーク守備陣に阻まれ続ける前半だった。

 一方のデンマークは先制点を取ったこともあり、じっくりとしたビルドアップ。相手が出てくるところを待ち、縦に進む隙を見せた瞬間高い位置まで出ていく。相手を引き寄せながら、一気に縦に行く瞬間を狙っていく形である。

 デンマークの2点目はこの形が活きた形。クーファルとの駆け引きをメーレが制せるとヴェスターゴーアが判断し、加速の号令となるスルーパスが出る。そこからのアウトに欠けたクロスで追加点。前半終了間際にデンマークがさらに突き放す。

 後半の頭はチェコの猛攻。4-1-3-2に変更し、高い位置からのプレスをさらにかけていく。前線にもデフォルトで人数を多く配置。畳みかけるようなプレスで早々に1点を返したのは計算通り、高い位置での圧力を増して一気に追いつく算段だったはずだ。

 その後はデンマークが5-3-2にシフトチェンジし、重心を下げる。その分、チェコが保持、デンマークがカウンターという構図が後半はよりはっきりした形である。そういう構図の中で効いたのはポウルセン。ロングカウンターの担い手とプレスバックの1人2役をこなしながらチェコを攻守に苦しめる。

 一方のチェコは終盤にシックが腿を抑えながら退くとどうしても最後のゴールの預けどころが定まらなかった印象。最後の最後はシックという意識はアタッキングサードにおけるチェコの面々のプレー選択にも如実に表れていただけに、彼の不在は重くのしかかった。

 終盤は競り合う形になったが、紙一重の差になったのは交代FWの質か。ポウルセンが見事なリリーフを見せた一方で、シックの不在が効いたチェコは最後の一押しが効かなかった。

試合結果
チェコ 1-2 デンマーク
バクー・オリンピック・スタジアム
【得点者】
CZE:49′ シック
DEN:5′ デラニー, 42′ ドルベリ
主審:ビョルン・カイペルス

大会総括

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■変幻自在のチームが補えなかったエースの代役

 スイスのところで『この大会のトレンドの1つにグループステージとは全く異なる顔を見せる中堅チームの躍進というものがある』と紹介をした。チェコもこの潮流に当てはまるチームだとは思う。だが、自分たちのメソッドを改良しながら、アップグレードを果たしていったスイスに比べると、チェコが進んだ道筋はやや不思議だったように思う。

 なんというか、相手と組んでみて、どこで戦えるかを見定めて戦い方を変えていくみたいな。そういう意味で言えば、チェコがそうやって成長したのではなく、何試合も見ることが自分がそういったチェコの特徴に気づいただけということなのかもしれない。

 というわけですべては相手次第である。スコットランドが相手ならばキックアンドラッシュに付き合う、オランダが相手ならばショートパスのつなぎ合いに挑む!のように変幻自在に戦い方を変えていく。

 その戦い方が通用するかどうかが試合の中でスタイルを継続する指針である。スコットランドが相手ならば、そのままでも押し切れるという判断だったのだろう。縦に早い殴り合いからシックが仕上げ役を務めて、スコットランドを寄せ付けなかった。

 一方でクロアチア戦やオランダ戦ではノリでは攻めては危険と判断したのか、リズムを落としてブロック守備の誘導から相手の攻撃のテンポを落とすことを優先させる。こういった相手や戦況に拠って戦いどころを変えられるのがチェコの強みである。

 ただ、試合に合わせることができても決めきれるかどうかは紙一重である。オランダ戦では後半の相手の決定機逸の直後にシックがデ・リフトの退場を誘発したことでその後の試合を優位に進めることができた部分が大きい。互角の戦いから先に当たりを引いた形。

 だが、デンマーク戦では落ち着かない展開からセットプレーで先手を奪われる。そうなると爆発力の観点でかなり厳しい。ハイプレスを備えているので、それで引っかけ続けてチャンスを得るしかない。実際、デンマーク戦では一方的に押し込む展開から1点差に迫る場面もあった。

 しかし、もう1つの問題のエースの代替不在が立ちはだかる。プレスで飛ばした影響でシックが交代すると攻撃の終着点が見えなくなる。デンマーク戦の終盤はその課題が如実に出てしまった。ここまでスマートに戦ってきた印象の強いチェコだったが、最後の最後で一番の課題を突き付けられてしまったことで、ベスト4への扉が閉ざされてしまった。

頑張った選手⇒パトリック・シック
 ゴール前での凄味あるフィニッシュとバターにナイフを入れるようなしなやかなポストと剛柔両方の強みを持つ選手。ジプシー感ある選手だけど、今はレバークーゼンにいるみたい。

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