地道に崩す手段がポイント獲得への道を切り拓く
ミッドウィークにはついにバルセロナとのRound 16を控えるナポリ。しかしながら、カンピオナートでは停滞が目立つ。前節はミラン相手に敗戦。欧州カップ出場権争いからは遠のくばかりである。今節の対戦相手は難敵のジェノア。CL前になんとか流れを変えたいところである。
ボールを持つ流れになったのはホームのナポリ。2トップ脇のSBからボールを運んでいくスタートでポゼッションを行っていく。ジェノアの守備は4-4-2がベースだが、ある程度ボールが前に進むとバックラインに1枚が入って5バックに変化。よって中盤は3センターのような構造になる。
ナポリは左サイドからその変化を狙い撃ち。クワラツヘリアのカットインからのシュートなど、3センターの脇からの進撃でジェノアをブロックの外から打ち崩しにかかる。
しかしながら、もう一つ踏み込もうとするとポケットの侵入の際にジェノアのバックラインが立ちはだかる。ハーフスペースに立つジェノアのDFはひたすらポケットを潰し続けており、なかなかここから先に侵入することができない。
ジェノアの保持はポジトラからのカウンターが主体。出足は良好で特に高い位置、もしくはインサイドに入ることが多いナポリのSBの開けたポジションをつく形でオーバーラップ。クロスからチャンスを作っていく。惜しいチャンスまではきたジェノアだが、ネットを揺らすことはできず。試合はスコアレスのままハーフタイムを迎える。
後半の頭にジェノアは攻勢に。ナポリのプレスを自陣に引き付けながらレテギへのグラウンダーの縦パスから一気に進撃。サイドへのスペースを自ら作る形で攻撃を構築。そして、あっという間に先制点をゲット。楔→サイドへの電車道建設から後半早々にフレンドルップがネットを揺らした。
ジェノアは先制以降は5-3-2で陣形を固定。ナポリにボールを明け渡す。外から削るようにクワラツヘリアで削る形も中央で細かくパス交換でこじ開ける形もどちらも試したナポリだったが、選んだのは左右から地道にクロスで壊しにいく形。ジェノアは必死に跳ね返す形で勝負していく。
粘っていたジェノアだが、90分にナポリは同点に。左サイドから振ったクロスの折り返しを仕留めてなんとか追いつく。その後も押し込むナポリだが、決勝ゴールを奪い切ることはできず。試合は痛み分けのまま幕を閉じた。
ひとこと
ジェノア、先制点以降割り切りすぎてしまった感。
試合結果
2024.2.17
セリエA
第25節
ナポリ 1-1 ジェノア
スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ
【得点者】
NAP:90′ ウンゴニエ
GEN:47′ フレンドルップ
主審:ジャン・ルカ・サッチ