全部見るなら振り返りも全部やるべき。というわけでチーム別の振り返りをやっていこうぜ!まずはグループステージでいなくなってしまったやつからだ!
トルコ
■見せられなかったアンダードックの意地
下馬評通り、イタリアの2番手を争う形になったグループA。FIFAランク的に言えば最もアウトサイダーなのはトルコだった。そして、FIFAランク通り、トルコにとってはもがき苦しみ続けたEUROとなってしまった。
初戦のイタリア戦は組み合うもすぐにこれでは破られると判断したのか撤退。大外を開けて中を固めるやり方にシフトする。しかし、これはイタリアの進撃を遅らせる以上の効果は見込めず結局3失点の大敗。続くウェールズ戦ではより組み合うスタンスで立ち向かうがカウンターからラムジーに決定機を誘発し続け連敗。最終戦となったスイス戦では撃ち合いに出るもの、先手を取られていいところがないまま3連敗で敗退が決定した。
3試合、いずれも異なる戦い方で挑んだのだが、正直これといってハマる戦い方が見つからなかった。撤退守備にもそこまでの堅さはないし、組み合えば裏を取られた時の脆さで後手を踏んでしまう。
攻撃パターンもハマらず。ウェールズ戦では同サイド圧縮を試みる相手に対して、逆サイドに大きく振るやり方を試してはいた。だが、逆サイドを担当したチェリクは単体で攻撃を完結させるほどの威力はない。カウンターの際に先頭に立つユルマズにも同じことは言える。
問題は彼らのサポートとなるべき周りのキャストの不振だ。ウンデルはクラブと変わらず周りとかみ合わない状況が続いているし、チャルハノールはミラン→インテルの移籍にまつわるピッチ外のゴタゴタの方がピッチ内よりも存在感があるというありさまだった。
加えて、致命的だったのは試合終盤の集中力の欠如。ウェールズ戦の2失点目に代表されるように、「あぁ、あきらめたんだな」と傍目からわかってしまうプレーが非常に多い。ソユンクがラインをコントロールしようとあれこれ試行錯誤しても、他のDFラインがガン無視というのはなかなかに辛い。一度先行されたらアンダードックの意地すら見せることはままならず、グループAの草刈り場になってしまった。
頑張ってた人→ウールジャン・チャクル
トラブゾンスポル所属のGK。すぐに集中を切らす守備陣を前にして気苦労は絶えなかっただろうが、好セーブで相手チームの最後の砦として立ちはだかった。キックの質も高く、プレミア方面から引きがあるという噂もちらほら。
今大会まとめ
フィンランド
■前線と最後尾の核で歴史の1ページを刻む
スタイルとしてはローライン気味の5-3-2がベース。今大会では小国でも割り切ってきっちり守るというスタンスは少なかった気がするが、フィンランドはその中では比較的しっかりと構えて相手の攻撃を受ける傾向が強い国だった。5バックだけでなく、カマラを中心とした中盤も含めてブロックを敷きながら粘り強く守ることを掲げることが出来るチームだった。
大きかったのは最終盤と最前線に核となる選手がいたこと。GKのフラデツキはスーパーセーブを連発。ローラインで相手に支配される国のGKとしてしっかりと腹をくくった様子でこの大会に臨むことが出来ていた。
前線はネームバリューとしてはプレミアファンになじみのあるプッキの方があるだろうが、この大会でのインパクトという意味では相棒のポーヤンパロの方が上だった。裏に抜けるスペース感覚を持てる選手で、チームとして押し上げられない分、自らが攻め切らねば攻撃は完結しないという意識の元にフィニッシャーとしてやり切る部分が好印象である。
EURO初出場となるフィンランドの記念すべき本大会初戦は思いもよらない出来事の連続だった。コペンハーゲンという敵地に乗り込んだ初戦はご存知の通り、エリクセンが心不全に見舞われるという非常事態が発生。本人の希望と両チームの意志を尊重し、試合は続行されたが『サッカーより大事なことがある』という事態を目の当たりにしながらサッカーを続けるというのは想像するに並大抵の心持ではなかったはずである。
そんな中でもデンマークの多くの好機と1つのPKに対してフラデツキを中心に守り切る。さらにはポーヤンパロが放ったこの試合唯一のシュートで史上初のEUROでの勝利を手にすることに成功した。
だが、これ以降は勝ち点を拾うことが出来ず。3-1-5-1という超攻撃的な防波堤を敷き、攻め込みまくってきたロシアには圧力で屈し、ベルギーには終盤の2発で沈んだ。同グループのポッド1の国がカウンターの強度が最強クラスのベルギーというのはちょっとフィンランドにとっては運がなかったかもしれない。
それでも歴史の1ページは十分に刻む大会となった。コペンハーゲンで手にした歴史的初勝利はフィンランド国民に新しい世界を見せる忘れられない1日となったはずだ。
頑張った選手→ルーカス・フラデツキ
超陽キャでビール好きという一面も持つおちゃめな守護神。ホイビュアのPKストップだけではなく、流れの中でのセービングでも何度もチームを救い、フィンランドの粘り強さの象徴として君臨した。
今大会まとめ
ロシア
■大作戦だけでは・・・・
攻撃の手段どうするねん!?みたいな国もある中で、俺たちのジューバ大作戦という確固たる攻撃の手段を持っていたのはいいことだとは思う。問題はあまりにジューバへの放り込みに攻撃が傾倒しすぎてしまったことだろう。『行くよー』『あいよー』って感じでガンガン放り込んでいたので、なんというかどうしても単調になりやすかった。
もう1つの問題はジューバに当てたとしても、彼1人ではそのままフィニッシュに持って行けないし、キープもできないということ。基本的には競り合って落ちたボールを拾ってくれる人までセットで考えないといけないので、押し下げられた展開ではまるで機能しないという難点があった。
PA内まで相手を押し込み、ジューバの周りに人をわらわら置くことが出来たフィンランド戦ではその点をうまく生かしきれたと思う。しかしながら、デンマーク相手には通用しなかったし、ベルギーになんてもってのほか。ジューバ一辺倒で反撃に転じることが出来る相手ではなかった。ゴロビンのドリブルで運ぶ形をもう少し整備した方がいいのかもしれない。
加えて、守備の脆さも顕在化。押し切ることが出来たフィンランド戦すら、トランジッションの際の広大なスペース管理は甘く、好機を作られていた。突破がかかったデンマーク戦ではブロック守備における間受けの対応が最後まで決まらず、主導権を握られる要因に。
致命的なミスからの失点の多さも短期決戦では致命的。ベルギー戦ではクリアミスが、デンマーク戦ではバックパスミスがそれぞれ失点に直結しており、そのまま敗れてしまっている。
内容も詰めの甘さもベスト16に残るには少々厳しかった印象。ロシアホームの試合ではジューバ大作戦は盛り上がるので楽しそうではあるが、攻守ともに新しい柱を探さねばいけないタイミングに来ているのかもしれない。
頑張った選手→アレクサンドル・ゴロビン
稲妻のような輝きを見せた3年前のW杯ほどのインパクトは残せなかったが、それでもジューバ大作戦以外の手段は彼にしか示せなかったように思う。どうやら今季は怪我に多いに苦しんだシーズンになったよう。25歳とまだまだ若いので、21-22はロシアの地で見せたスピードを存分に生かしてほしいところだ。
今大会まとめ
北マケドニア
■英雄最後の晴れ舞台
こちらもフィンランドと同じくEURO初出場。4月にドイツをW杯予選でやっつけた実績を引っ提げてメジャートーナメントのデビュー戦である。そして国際大会の第一歩であると共に国民の英雄であるゴラン・パンデフが北マケドニア代表としてたどり着いた最後の地がEURO2020である。
開幕戦となったオーストリア戦での初勝利ダービーは、共に同サイド圧縮に苦しむ対戦に。矢のようなサイドチェンジを飛ばしたザビッツァーのクオリティを持っている選手は北マケドニアにはいなかった。それでもパンデフが北マケドニアのEURO初得点となる同点ゴールを決めるとスタジアムは大盛り上がり。その後は圧に屈してオーストリアに敗れたが、小国として皆に愛されるための気概は十分にみせることが出来たといっていい。
続くウクライナ戦でも2点差を付けられて敗戦濃厚なところまで追いつめられるも、ハーフタイムの攻撃的な交代により息を吹き返しアリオスキのゴールであわやというところまでは巻き返すことが出来た。
さすがにオランダには通用しなかったが、カウンターだけでなくスペースをつなぐショートパスもこなすスタイルはアンダードッグ効果を差し引いても十分見ごたえがあった。
だが、そのアグレッシブなスタイルは最終ラインの欠点を覆い隠すためともいえる。押し込まれた状況においては最終ラインのラインコントロールが崩壊気味。特に左サイドの選手たちのラインの乱し方は致命的。押し込まれた状況を指をくわえてみているようではおしまいだということでの、保持を大事にするスタイルのようにも見えた。
奇跡のGS突破はならなかったが、オランダとの最終戦は観客も選手も含めて、パンデフのこれまでのキャリアをねぎらっているように見えて非常にほっこりした。英雄との最後の旅路がこの舞台になったことは、代表にとっても非常に大きな出来事に違いないだろう。
頑張った選手→エズジャン・アリオスキ
リーズで培ったオラつきは代表でも顕在。アルナウトビッチとのやり合いはおもしろかったし、オランダ戦でのダンフリースとのわんぱくWB対決は結構見ごたえがあった。
今大会まとめ
スコットランド
■『唯一の目標』は達成したが・・・
グループDでは最も苦しい立ち位置のチームということで戦前から苦戦が予想されていた。ボリスタの名鑑に書いてある『イングランドから勝ち点を取ることが唯一の目標』というのが真実なのだとしたらちょっと寂しい気もするけど。
ただ、いざサッカーを見てみると、スコットランドの苦しい部分は如実に出てきている。攻撃のパターンは非常に少なく、最終局面の仕上げはロバートソンのクロスほぼ一辺倒。後方の3バックからティアニーやマクトミネイ(3バックの中央で使われることが多いらしい)が前線にボールを当て、落としたボールをロバートソンにつなぎ、そしてキックでエリア内に向かうという流れ。お分かりの通り、ほぼラグビーである。
それでもエリア内に構えるストライカーがクロスに合わせる名手なら困ることはない。だが、スコットランドはここもアキレス腱。ダイクス、アダムス、クリスティーなどのストライカー陣はクロスを決めきる決定力もどんな相手にも競り勝てるパワーも備えておらず、一辺倒のクロスで確率の低い戦いに挑む続けるという非常に苦しい戦いだった。
ふがいないFW陣に代わって得点源とされるのはMFのマッギン。ただ、この試合においてはエリア内に入り込むタイミングがつかめず、そもそもシュートチャンスすら巡ってこなかった印象。
猪突猛進一本鎗の攻撃はなかなか通用せず。チェコにはハイテンポもキック&ラッシュに完璧にお付き合いされた挙句、シックによって普通に沈められてしまった。
意地を見せたのが目標と語っていたイングランド戦。ド根性感は否めなかったが、特に守備面では体を投げ出して最後の最後までゴールを死守。終盤はスコットランドのゴール前に人が殺到し、本当にラグビーみたいな見た目になっていたのはご愛敬。スコアレスドローに持ち込み『唯一の目標』は一応達成して見せた。
しかし、その体を張った守備もクロアチア戦では崩壊。エリア内の体の寄せの甘さで大量失点を許す展開になった。得点もクロアチア戦で決めたマクレガーのゴールが唯一。懸念通り、得点力不足に苦しむことになった。
さすがに中央からもう少し起点を作らないと難しいだろう。火が付けば押し切れる守備はともかく、攻撃の再構築が目下の課題になりそうだ。
頑張った人⇒ビリー・ギルモア
スコットランドの今大会の最大のポジティブポイントはギルモアの代表デビューとイングランド戦でのMOM獲得。来季はチェルシーからレンタル修行の噂もあるが、中央の攻撃構築のためには覚醒が必須。スコットランドの中盤をしょって立つ存在になるか。
今大会まとめ
ポーランド
■丁寧なつなぎがエースの負荷を増やす
孤軍奮闘のレバンドフスキが国際大会ではお馴染みの光景となっているポーランド。おそらくなのだが、今大会の後ろから丁寧につなごうとするトライは少しでも大エースの負荷を減らすためのものではないだろうか。
だが、これは逆効果だったように思う。後方の選手が横幅をとって広がり、少しずつ受けながら進んでいくのだけど、初期位置以外に特に工夫がない。例えば、相手を引き付けるように降りたりとか、降りた選手と入れ替わるように前に入ったりとか。そういう動きが出てこない。
で、結局最後の目的地はレバンドフスキということがバレている。なので、結局はレバンドフスキにボールを入れるのだが、カウンターに軸足を置いているときよりもつなぐ分窮屈な状態でエースに渡すことになる。したがって、よりプレーしづらい状態になっていた。
しかも、ロストすると、後方には無駄に広がった陣形が残されている。中盤はスカスカでカウンターの対応で相手の選手を止めることが全くできない。これが全て悪い方向に転んだのが第1節のスロバキア戦。攻めあぐねた挙句、被カウンターでスカスカの陣形に攻め込まれるという流れを繰り返すポーランド。過負荷だったアンカーのクリホヴィアクが退場するのは当然といっていいだろう。
それでも意地を見せるのが大エースたる所以である。レバンドフスキ様。スペイン戦では大量の決定機を作っては逃すモラタを尻目に、ワンチャンスを沈めてドローに持ち込んで見せた。続く、スウェーデン戦でも孤軍奮闘は継続。特にカウンターから2人のDFの間からミドルで打ち抜いた1点目は圧巻であった。
だが、レバンドフスキへの依存度はメジャートーナメントを経るごとに増していっている。それと反比例するように、組織の強度は攻守に下がっていっている印象。エース頼みの組織を改善しない限りは、ワールドカップにおいても苦戦が予想される。なんとか打開の一手を見出したいところなのだが。
頑張った選手⇒ロベルト・レバンドフスキ
大エースは大エース。チームは丁寧にボールをつなごうとしていたが、それはそれとしてとっととボールを出してくれた方が楽という悲しい結論が3試合で導き出されてしまった感がある。
今大会まとめ
スロバキア
■明確な攻撃の核と90分の耐久度が不足
第1節のポーランド戦は相手を引き込みながらカウンターで反撃。自陣深くまで戻る撤退守備とロングカウンターのコンボでポーランドの空洞化している中盤に対して、主導権を握る。加えて、サイドからマクが独力の突破を見せることでポーランドの守備網を破壊。シュクリニアルのヘッドで勝ち越し点を得て、初戦を完勝でスタートして見せた。
結果的に今大会の3位通過となるチームのボーダーは勝ち点4だった。つまり、この段階でスロバキアは突破にリーチをかけたことにことになる。しかし、ここからがうまくいかなかった。続く、スウェーデンはポーランドと異なり、ブロック守備の雄。ポーランド戦で見られた守備の粗を自らさらけ出してくれるチームではない。
攻めあぐねつつトランジッションが少ないというスウェーデン沼に引き込まれてしまった感のあるスロバキア。守備の部分ではライン間を圧縮することでスウェーデンの攻撃の手段を封じることで、前半は互角に渡り合っていた。しかしながら、徐々にライン間が空いてくるとフォルスベリが仕事ができるように。攻め込まれる隙を作ってしまうとPKから失点を喫してしまう。攻撃では結局スロバキアは敵陣を攻め落とすことができなかった。
最後のスペイン戦ではPKストップで相手の出鼻をくじくところまではうまくいったものの、ドゥブラーフカのミスから失点を喫すると、そこからなし崩し的に失点を重ねてしまってしまいゲームオーバー。第1節で王手をかけたグループステージ突破の夢は途絶えてしまった。
ブロック守備を組むことはできるが、スウェーデン戦のように90分は持たない。攻撃の部分では明確な武器を持っておらず、ポーランドくらいスカスカなチームでなければ敵陣に迫るのは非常に難しい。チームの核であるハムシクも後半になるとパフォーマンスがグッと低下。中心人物としてチームの攻撃を牽引することができなかった。
そもそもチーム力的にグループステージの突破は苦しかったようにも思うが、ポーランド戦でリーチをかけるところまで行っただけに少々悔やまれる。しかし、より出場国枠が狭まるワールドカップ出場権を取るためにはチーム力の底上げができないと難しいだろう。
頑張った人⇒ミラン・シュクリニアル
ハムシクに代わる大きな柱が代表には必要なはず。ポジションは異なるが、新しいスロバキアの柱として中核を担うことを期待したいところ。
今大会まとめ
ハンガリー
■大会屈指のグッドルーザー
ドイツ、フランス、ポルトガルというクソみたいな組に放り込まれてしまったハンガリー。それでも満員のプスカシュ・アレナでの大歓声を背にアンダードッグとして死のグループを搔きまわす役割は十分に達成。大いにグループFを暴れまわった。
ポルトガルとの第1節は終わってみれば3-0の完敗だったものの、ポルトガルにボールを持たせつつ5バックでブロックを組む。サイドのスペースは3センターがスライドしながらケア。間に合わなければWBが高い位置に出ていく。なるべく高い位置から止めつつ、カウンターに専念する。
U字ポゼッション以外に打ち手を見いだせないポルトガルに対して、ハンガリーがカウンターから活路を見出す場面も多く、むしろ主導権を握っているといってもいい時間もあった。オフサイドとはいえシェーンがネットを揺らしたシーンでは冷や汗をかいたポルトガルファンも多いはずだ。
しかし、80分以降に守備が決壊。そこからあれよあれよという間に失点を重ねてしまった。それでも大歓声は健闘した彼らに大きな拍手を送った。
その後の強敵相手にもハンガリーは積極的な姿勢を崩すことはなかった。圧巻だったのはフランス戦。強力な個を擁するフランスの攻撃に対してぐらつきながらも、フランスが空けやすいサイドの裏を狙って反撃。特に早々に警告を受けたパヴァールのサイドは苦しい対応が続いた。積極的なWBの高いポジション取りは前半終了間際の先制点に効いてきたといえる。その後は追いつかれてしまったものの、歴史的な勝ち点1を獲得した。
最終節のドイツ戦は真骨頂。勝てば突破の状況の中で、前節よりも低めのライン設定でドイツを引き込み、ロングカウンターの機会を待つ。その結果、エースのサライの先制点が入り、ドイツを慌てさせることに。最後の最後はゴレツカのゴールで引き分けまで追いつかれてしまったが、一度追いつかれても即やり返すなど最後までドイツにかみつき続けた。
エースのサライ、積極的に攻撃に絡むWB、そして根性を見せたバックス。死のグループで負けたのは唯一ポルトガルだけ。フランスとドイツという新旧ワールドカップ王者に対して、一歩も引かずに渡り合う姿にはプスカシュ・アレナに集ったサポーターはもちろん、世界中のサッカーファンからも拍手喝采であった。
頑張っていた選手⇒アダム・サライ
少しカウンターのスピードが落ちたとしてもまずここを見て預けていたので、信頼度は相当高いのだろう。ドイツ戦では実際にそれに応え、少ない機会を得点につなげるストライカーとして大国を脅かした。
今大会まとめ
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