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「Catch up League 1」~2024.3.17 リーグアン 第26節 モンペリエ×パリ・サンジェルマン ハイライト

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サッカーって簡単?

 アウェイのパリは3-2-5のポゼッションでスタート。2トップが縦関係になる4-2-3-1でミドルブロックに構えるモンペリエにパリはボール保持を軸に対応。対するモンペリエはカウンターがベースとなる。ただどちらのチームも立ち上がりはスリッピーなピッチに対応できずに苦戦。スピードアップのタイミングでプレーの精度が間に合わない場面が目立った。

 そうした中で先制したのはパリ。保持の中心地となったエムバペの左サイドを軸に攻め立てていたパリだが、先制点を左サイドのショートコーナーから仕留める。ボックス内を経由しないヴィチーニャへの横パスからのミドルでパリが先制する。

 モンペリエはビハインドということでプレッシングの強度を上げていく。そうした中で目立ったのはガンイン。ポストからアンカーを回避したり、横のドリブルから大きな展開で逃すなどあらゆる点でプレスの脱出口となっていた。

 このガンインのプレス回避からパリは追加点をゲット。エムバペのゴールでパリはリードを広げる。

 モンペリエは前4枚でのカウンターで攻撃を完結させたいところだが、なかなか機会を作ることができずに苦戦。しかしながら、押し込んだフェーズであっさりと追撃弾をゲット。シンプルなサイドからのクロスをチェックできず、飛び込んだノルダンも捕まえきれない形で簡単に失点をしてしまう。プレスラインが下がるとやばい感じがするパリの守備であった。

 この失点以降のパリは不安定に。決め手になったのはダニーロ。雑な浮き玉でのバックパスでPK献上を招いてしまい、ハーフタイム直前にモンペリエに同点になることを許してしまう。

 後半、ボール保持から解決策を探るパリ・サンジェルマン。解決策探しはあっという間にスーパーな方法で終了。左サイドのエムバペのスーパーミドルでネットを揺らして簡単にリードを奪う。

 さらに、パリは続いてガンインのミドルから突き放すことに成功。ワンツーからわずかにズレを作っただけでミドルをあっさり沈められてしまうと、サッカーって簡単なのかなと勘違いしてしまう。

 さらにはFKのクイックリスタートからヴィチーニャ→エムバペのタッチダウンパスが決まって5点目。前半の均衡した展開が嘘のようにパリは得点を重ねていく。

 モンペリエは最後まで高い位置から追い回すことをやめなかったが、なかなかゴールチャンスを迎えることができず。あわやPKのOFRも判定は覆らず、追撃弾のチャンスをもらうことができなかった。

 パリは終盤にメンデスが左サイドを突破して追加点をゲット。ゴールショーに華を添えてゲームセット。大量6得点でモンペリエを下した。

ひとこと

 後半頭のあっさりしたゴールラッシュは質の暴力だった。

試合結果

2024.3.17
リーグアン
第26節
モンペリエ 2-6 パリ・サンジェルマン
スタッド・ドゥ・ラ・モリソン
【得点者】
MON:30′ ノルダン, 45+2′(PK) サヴァニエ
PSG:14′ ヴィチーニャ, 22′ 50′ 63′ エムバペ, 53′ ガンイン, 89′ メンデス
主審:フローラン・バッタ

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