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「Catch up League 1」~2024.4.6 リーグアン 第28節 パリ・サンジェルマン×クレルモン ハイライト

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CLに向けて主力組は試運転に終始

 バックラインからボールを動かしていくのはホームのパリ・サンジェルマン。大幅に入れ替えたメンバーでもお構いなし。いつも通りボールを動かしていく。後方は3バック化。ダニーロ、シュクリニアル、ザグの3枚で後方を形成。アンカーにはウガルテが入り、もう1枚のサポート役としてムキエレかアセンシオが入る形である。

 この右サイドを軸に攻撃するパリ。人数を多くかけてクレルモンの守備ブロックの攻略にかかる。ムキエレは負傷で早々に退いてしまったが、ハキミがこちらのサイドに入っても攻撃がこちらに偏るのは変わらなかった。

 しかしながらなかなかシュートには辿り着けないパリ。この辺りはクレルモンの守備が上々。ライン間の守備とポケットの封鎖がいい感じでパリに決定的なチャンスを作ることを許さない。

 自分たちがボールを持つターンになったら十分に手応えを持ってボールを動かすことができるクレルモン。機会は少ないながらもポゼッションで時間を作っていく。

 攻撃機会が少ないクレルモンだったが、先制点はこちら。前線へのアバウトなボールからパリのバックスのエラーを誘発。ヴィルジニウスの落としに走り込んだケイタがゴールを奪う。パリは2回も先にクレルモンに自陣のボックス内で先にボールを触られてしまった。

 しかしながら、前半追加タイムにマユルが同点のネットを揺らす。だが、これはロールバックしてザグのファウルを取られてしまいノーゴール。ハーフタイムまでに追いつくことに失敗してしまった。

 後半もパリが押し込んでいくスタート。クレルモンのボックス内に迫っていく形は前半以上に多く、GKの好セーブやクロスバーに助けられる場面が増えていく。

 だが、こじ開けることができない状況が続くパリは主力組を投入。ボックス内にエムバペ、右サイドにガンインを置くことでゴールを狙っていく。

 同点ゴールを決めることができたのは85分のこと。乱発していた右サイドのガンインのクロスではなく、インサイドの流れるようなパス交換から。エムバペのラストパスを受けたラモスがゴールを決めて追いつくことに成功する。

 以降も攻め立てるパリだが決勝ゴールを決めることはできず。後半は単発な反撃に終始したクレルモンもゴールチャンスを作ることがままならず、試合はドローで決着となった。

ひとこと

 CL前に主力のプレータイム管理は十分という感じだろうか。

試合結果

2024.4.6
リーグアン
第28節
パリ・サンジェルマン 1-1 クレルモン
パルク・デ・フランス
【得点者】
PSG:85′ ラモス
CLE:32′ ケイタ
主審:ガエル・アンゴラ

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