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「Catch up Premier League」~Match week 33~ 2021.4.23-4.26

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①アーセナル【9位】×エバートン【8位】

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■レノの後逸が招いた構図の一変

 前節のフルハム戦では直近数試合で機能した同じ箱を選手を入れ替えて焼き直したアーセナル。この試合では完全に不発に終わったジャカのSBシステム。その肝であるトーマスのスタメン復帰により、エバートン戦では再度輝きが見られるかも!と思っていた。

 しかし、エバートン相手にはトーマスのスキルが絶大な効果を発揮することはなかった。トーマスのスキルの1つは長いサイドチェンジを少ないステップで素早く行えること。このスキルを活かし、いい時のアーセナルは左から右へと攻撃を流すことでスムーズに相手ゴールに迫っていった。

 だが、エバートンはこれに対して素早い中盤のプレスバックで対応。アーセナルの右サイドをきっちり封じ込めることで簡単に列を越させず、アーセナルにスピードアップを許さない。攻撃においてもキャルバート=ルーウィンへのロングボールを軸にシンプルな陣形回復からアーセナルに対して攻撃の機会を得る。

 しかし、後半は徐々にエバートンの出足が鈍くなってくる。アーセナルの速い攻撃に対して、後手に回る場面が増え、イエローカード相当のファウルで攻撃を止める部分が目につく。攻撃においてもハメスが降りることでボールの循環は可能なのだが、前には進めずアーセナルのゴールは遠ざかるばかり。

 アーセナルがゴールに近づく中で試合を一変させたのはリシャルリソンのロングカウンター。アーセナルの左サイドを切り裂いた後、ライナー性のクロスを入れるとこれをレノが後逸。これによってリードを得たエバートンは試合をクローズしていく。先制点があれば攻めあぐねるが循環できるエバートンの保持は正義。先制することで劣勢の後半を正当化したエバートンがアーセナルのホームで25年ぶりの勝利を挙げることとなった。

試合結果
アーセナル 0-1 エバートン
エミレーツ・スタジアム
【得点者】
EVE:76′(OG) レノ
主審:ジョナサン・モス

②リバプール【7位】×ニューカッスル【15位】

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■『印象と異なる組み合い』と『前節と同じ結末』

 試合に組み合うスタイルは早々に決まった。ニューカッスルは5-4-1でブロックを埋めて、リバプールが4-2-3-1でアタッカー4人を総動員し攻め立てるという構図である。したがって、リバプールがニューカッスルをどのように攻略していくかが見どころになる。と思いきや早々にスコアが動く。違いを作ったのはサラーのミクロなスペースメイク。クロスを自らの懐に落とし、シュートの間合いを作るスキルはさすがである。

 5-4-1は0-0での撤退ありきのスタイル。こうなってしまうとニューカッスルは厳しい。と思いきや十分にチャンスメイクが可能。サン=マクシマン単騎のロングカウンターが効果があるのはもちろん、最終ラインの保持からニューカッスルの前線がリバプールのDFラインに駆け引きで勝利し、一発で裏を抜けるシーンもあった。

 ニューカッスルの最終ラインはプレッシャーを食らうとあっさりロストをしそうなものだったが、リバプールの攻撃陣は毎度のことプレッシャーをかけるほど元気ではなく、プレスモードを解除された時にはあっさりと組み立てを許していた。

 それでもニューカッスルに比べれば明らかに得点機会はリバプールの方が多い。サラーもマネもジョタも非常にきれいな形の決定機を迎えたが、追加点を仕留めることができない。決定機自体は多かったものの、中盤がスカスカな4-2-3-1ではニューカッスルにカウンターで裏返される機会もしばしば。これだけシュートを外してしまうと最終的に収支は合うかは怪しいな・・・と思っていたらドラマは後半追加タイムに。

 ウィルソンの劇的な同点弾はニューカッスルに勝ち点1をもたらしたかと思いきやこれはハンドで取り消し。だが、これで決着しないのがプレミアリーグ。取り消しにもめげずに勝ち点1を強奪するゴールを奪ったのは、終盤におけるヒットマンになりつつあるウィロック。

 非常に劇的だった後半追加タイム。終わってみれば終盤にチームを救うウィロックと、終盤に力なく追いつかれるリバプール。ここ最近の両チームにとってのおなじみの結末を迎えることになった。

試合結果
リバプール 1-1 ニューカッスル
アンフィールド
【得点者】
LIV:3′ サラー
NEW:90+5′ ウィロック
主審:アンドレ・マリナー

③ウェストハム【5位】×チェルシー【4位】

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■再度のプレスを退けたヴェルナー

 今節No.1の注目カードだろう。プレミアで現在最注目の欧州カップ出場権の中心を担う両チームによるロンドンダービーである。

 戦い方に工夫が必要なのはウェストハムの方。大エース、アントニオの不在でロングカウンターがやや効きにくくなっている+新しい前線の軸であるリンガードはより機動力を生かしたプレッシングが得意ということで、従来のローラインで迎え撃つという仕様だけでいいのか?という部分を考えなければならない。

 結果、ウェストハムは前に出ていくスタンスと5-4-1シフトでのローライン気味の撤退とを併用する形。立ち上がりは2トップ+トップ下の3枚を主体に前からプレスに行く。したがって、チェルシーはここ2試合でやや詰まりがちだった後方のビルドアップが試されることに。だが、この課題はクリアしたチェルシー。ビルドアップでのミスからウェストハムに主導権を握らせることはなかった。

 ウェストハムは自らの意志で撤退した時は強いが、ラインを相手のペースで下げさせられる展開になると弱い。なので、プレスがかからないと見るや撤退にシフトする。しかし、それだけでは前に出られないと見るや再度プレスに出る。

 したがって、ウェストハムのプレスを再び退け、彼らが望まない撤退をチェルシーが強いれるか?が争点になる。この部分で効いていたのがヴェルナー。裏抜けだけでなく、表でも受けるスキルは徐々に高まっている。貴重な先制点は彼が体を張りボールをキープしたからこそ自らの得点を引き寄せることにつながった。スピードではなく体を当てながらキープできるヴェルナーの存在は日に日に増している。

 ウェストハムは後半、保持でつっかけ気味のチェルシーに対して、ロングカウンターからチャンスを得る。ウェストハムはホルダーが内側にカットインする動きに合わせて、後ろから来た選手が外を追い越すクロスオーバーの動きを使うのがうまい。非保持においても前半は3枚だった前プレ隊にはソーチェクも加わり、チェルシーにテンポアップを強いる。

 ジリジリゴールに迫れている中で誤算だったのはバルブエナの退場。プレーのプロセスよりも結果重視の判定として個人的には疑問が残るが、これがなければウェストハムが勝てたかといわれると微妙なところ。交代策を見ても2点目のリスクを賭して、同点弾を取りに行ったように見えたので、この日のウェストハムにこれ以上の引き出しを求めるのは難しかったように思う。なのでこれで得点が取れないとなると力負けなのだろう。

 シックスポインターを制したのはチェルシー。同勝ち点のウェストハムを突き放し、4位争いの運転席に堂々と座る立場に躍り出た。

試合結果
ウェストハム 0-1 チェルシー
ロンドン・スタジアム
【得点者】
CHE:43′ ヴェルナー
主審:クリス・カバナフ

④シェフィールド・ユナイテッド【20位】×ブライトン【16位】

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■枠に飛ばないモペイを尻目に新体制初勝利

 前節降格が決まったシェフィールド・ユナイテッド。プレミアでの旅はひとまず残り6節で一区切りである。対するは十中八九間違いないプレミア残留を早く手にしたいブライトンである。

 どちらのチームもボールを持てばまったりと保持はできる。が、非保持側になった時のリアクションは互いに違う。ブライトンがラインを下げつつ、いったんブロックを組むのに対して、シェフィールド・ユナイテッドが非保持に回った際は、低い位置でパス交換をするブライトンに対して前線が徐々に追いかけていくようになる。

 そうなると、全体が間延びしていくシェフィールド・ユナイテッド。ブライトンはシェフィールド・ユナイテッドの5-2-3のフォーメーションで浮きやすいWBの手前を狙い撃ち。この位置にFWを流し、それに伴ってWBやトップ下がトップに入るなど横方向のレーンを入れ替えることで、シェフィールド・ユナイテッドの基準点を乱す。

 だが、先制したのはシェフィールド・ユナイテッド。ブライトンのビルドアップを引っかけると貴重な攻めあがる機会をそのまま生かし、最後はトップスコアラーのマクゴールドリックが今季7得点目。降格するチームの中で孤軍奮闘するエースが直近2試合連続無得点のチーム同士の対戦において先制点を呼び込む。

 シェフィールド・ユナイテッドはその後マンマーク気味な対応をすることでブライトンの移動を封じる。ブライトンはこれに対して後方からボールを持ち運ぶなど、時間とスペース的に相対的に余裕があるDFラインからズレを作る。1人剥がされたり、ズレを作られたりするとシェフィールド・ユナイテッドはフリーズする。この辺りは保持の方針を微調整できるブライトンはさすがである。

 しかしながらいつもに比べるとゴールに迫る頻度は少ないブライトン。終盤になるとシェフィールド・ユナイテッドがラインを下げたこともあり、チャンスの創出は難しくなる。いや、それでもモペイには無人のゴールに押し込むだけで得点になるチャンスはあったんだけども。

 試合はそのまま終了。シェフィールド・ユナイテッドはヘッキングボトム監督就任後、初勝利をようやく飾ることができた。

試合結果
シェフィールド・ユナイテッド 1-0 ブライトン
ブラモール・レーン
【得点者】
SHU:19′ マクゴールドリック
主審:ケビン・フレンド

⑤ウォルバーハンプトン【12位】×バーンリー【17位】

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■46か国目の新しい1ページ

 立ち上がりは押し込んでいたのは順位が上であるウルブスの方。地力に勝るウルブスがバーンリーを押し込む構図から序盤の展開は進んて行く。しかし、この構図が崩れるのは相当早かった。きっかけとなったのはバーンリーのウルブスの保持に対する抵抗。すなわち長いボールである。

 この長いボールへの対応がウルブスは怪しかった。攻撃陣に離脱者が出ているウルブスは保持における威力が半減。攻撃が完結できる機会も少ない状態だった。攻撃を完結できないことへのしっぺ返しとなるバーンリーのロングボールに対しても、ウルブスは脆さを見せる。

 DF陣の中で最も怪しかったのはボリー。一度目の長いボールに対する目測の誤りは何とかバーンリーに見逃してもらったものの、許してもらった直後に同じミスを繰り返してしまう。ボリーとは逆にこの日輝いていたのはウッド。長いボールからあっさりと得点を決めることで限られた得点機会からバーンリーが前に出る。

 得点を境に保持が怪しくなってくるウルブス。バーンリーのプレスに対して中盤から前にボールを運べなくなってくる。文句なしのこの日のMVPであるウッドは先制点以降も止まらず。前半の内に自身初のプレミアリーグのハットトリックを達成。これはプレミアリーグで46か国目となるニュージーランド人として初めての記録でもある。

 先制点で試合の勢いを引き寄せて、プレミアリーグの新しい歴史の1ページを彩ったウッド。前半であっという間に試合を決定づけてウルブスを一蹴したバーンリーが残留争いからジャンプアップ。14位浮上に成功した。

試合結果
ウォルバーハンプトン 0-4 バーンリー
モリニュー・スタジアム
【得点者】
BUR:15′ 21′ 45′ ウッド, 85′ ウェストウッド
主審:ダレン・イングランド

⑥リーズ【10位】×マンチェスター・ユナイテッド【2位】

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■圧に屈さず無敗継続

 マンチェスター・シティに次いでリバプール相手に勝ち点を積むことに成功したリーズ。次なる相手は2位のマンチェスター・ユナイテッド。ビック6相手に3試合連続勝ち点を持ち帰れるかチャレンジである。

 立ち上がりのリーズは苦戦する。配球の中心であるフィリップスをブルーノ・フェルナンデスが封じることでリーズはボールの循環がうまくいかず、プレスにつかまり、マンチェスター・ユナイテッドのカウンターの機会が出てきてしまう。

 しかし、20分も過ぎるとリーズはこれに対応。サイドにボールを渡し、CBに戻す動きを噛ませてブルーノをCBに食いつかせる。これにより、リーズはフィリップスを浮かせることに成功する。序盤はCHも含めてラインを上げてリーズを窒息させていたマンチェスター・ユナイテッドだったが時間が経つにつれ、DFラインの押し上げが効かなくなる。フィリップスが浮くことでリーズは保持で呼吸をすることができる。

 保持においては最終ラインにある程度時間があったマンチェスター・ユナイテッド。CBの持ち上がりでリーズを牽制する。だが、リーズもクリティカルなところまでは進ませない。リーズに比べてマンチェスター・ユナイテッドが優位だったのは長いボールでの前進。ラッシュフォードの裏への長いボールを積極的に使うことで、よりダイナミックな前進の手段をちらつかせる。組織的にはうまく守れているリーズだが、後方の人員が手薄になりがちな中でラッシュフォードに殴られるのは少々きつそう。

 後半、保持で変化があったのはマンチェスター・ユナイテッド。得点が取れない状況が続くと、マグワイアが積極的な持ち上がりを解禁。左サイドでの押し込みに貢献するようになる。

 前線にはポグバ、カバーニを入れてシンプルに殴るやり方にシフト。リーズも後半に積極的に長いボールを使うレパートリーを見せたはした。だが、マグワイアの持ち運びやパワーがある長身選手たちの投入に苦しみ、徐々にじり貧に。それでも最後の一戦は越えさせなかったリーズ。苦しい後半をしのぎ切り、見事に3試合連続ビック6相手の勝ち点奪取に成功した。

試合結果
リーズ 0-0 マンチェスター・ユナイテッド
エランド・ロード
主審:クレイグ・ポーソン

⑦アストンビラ【11位】×ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン【19位】

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■厄日だったCB陣

 グリーリッシュ不在の苦境が続くアストンビラ。この試合ではWGを中に絞り、SBを高い位置に呼び込むことで厚い攻撃を仕掛ける。立ち上がりは彼らが押し込んで試合を進めていく。

 この試合で目立ったのはDF陣の個人における軽率さである。ウェストブロムでその部分が目についたのがアジャイ。高い身体能力はあるものの、PA内での軽いアプローチからミスを招く部分は相変わらず。慌てる必要のない場面で相手を倒し、先制点となるPKを与えてしまう。

 一方のアストンビラにおいてもCB陣は災難。こちらで軽率だったのはコンサである。アジャイ同様慌ててアプローチする必要のない場面でメイトランド=ナイルズを引っかけてしまい、アッサリとPKを与えてしまう。ただ、PKシーン直前のウェストブロムのディアーニュのサイドチェンジは良かったけどね。

 コンサは2失点目でも関与。もっともこちらは滑ってしまいカウンター対応が最後までできなかったといううっかりな部分が重いのだけども。結局シュートがミングスの足に当たったせいで、記録としてはミングスのオウンゴールという形になってしまったのも何とも切ない感じ。

 1-2で試合を進め、残留争いに一縷の望みをつなぐかと思われたウェストブロム。しかしながら終盤にアストンビラが意地を見せる。体を張って体をゴールに押し込むように同点弾を決めたデイビスは見事。だが、これもCBのバートリーのコントロールの甘さはどうしても気になってしまう。

 両チームともCBは全員厄日。追いつかれたウェストブロムにとっては蜃気楼のように遠くに見える残留圏内がさらにおぼろげになる勝ち点1になったしまった。

試合結果
アストンビラ 2-2 ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン
ビラ・パーク
【得点者】
AVL:9′ エル・ガジ(PK), 90+2′ デイビス
WBA:23′ ペレイラ(PK), 47′(OG) ミングス
主審:スチュアート・アットウィル

⑧レスター【3位】×クリスタル・パレス【13位】

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■奇襲成功も覆したのは進撃のイヘアナチョ

 珍しくクリスタル・パレスは3センターでこの試合に臨んだ。その狙いは実質5枚の中盤で横幅を埋め、レスターのビルドアップを阻害しようというもの。エゼとリーデヴァルドというどちらにとっても曲者のインサイドハーフを揃えたことで個人的にはパレスの守備面で嫌な予感がしていたのだが、予想と異なりこのやり方は比較的うまくいっていたように思う。

 レスターは中盤の防波堤に引っかかり、ティーレマンスの配球ルートやマディソンの呼吸するスペースができない状況が続く。そればかりかインサイドハーフの一角を務めるエゼは先制点も供給。スローインからのリスタートからボール奪取を決めると、そのままエゼへとアシスト。中盤で止めてのショートカウンター。まさしくホジソンの狙い通りの先制点といえるだろう。

 なかなか前進できないレスター。急がば回れと言わんばかりに外にボールを循環させる機会を増やす。狙いはサイドの奥側のスペース。4枚で守るパレスの最終ラインの横幅を揺さぶるように、バックスから左右のフィードを打ち込んでいく。

 そこにもう一味を加えたのは終盤戦の安定感を抱えるヴァーディとイヘアナチョの2トップだ。特に輝いているのは目下覚醒中のイヘアナチョ。同点ゴールの場面はイヘアナチョが裏に抜けてボールを引き出すことでクリスタル・パレスのPA内にマイナス方向のパスコースを創出。逆転ゴールの場面では抜け出した後、天井に突き刺す豪快な一撃で決勝点を生んで見せた。

 先制点を与え苦しい展開だったレスター。だが、好調を維持するイヘアナチョの躍動でなんとか逆転勝利を手にすることに成功した。

試合結果
レスター 2-1 クリスタル・パレス
キング・パワー・スタジアム
【得点者】
LEI:50′ カスターニュ, 80′ イヘアナチョ
CRY:12′ ザハ
主審:グラハム・スコット

   おしまいじゃ!

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