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「Catch up La Liga」~2024.4.13 ラ・リーガ 第31節 マジョルカ×レアル・マドリー ハイライト

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後半早々のスーパーな一撃を守り順当に3ポイント

 バックラインからボールを動かしていくのはアウェイのマドリー。タフなシティ戦直後のリーグ戦だが、いつも通りのボール保持からスタートする。

 マジョルカの非保持は5-4-1。ローブロックで構える形で受けるマジョルカに対して、マドリーはいかに相手を動かしていくかの勝負を仕掛けていく。モドリッチが左サイドの深い位置に落ちる形でボールを受けるクロースロール。モドリッチだけでなくディアス、ベリンガムといった面々が低い位置に降りていく。

 中でも効果的だったのはベリンガム。相手を引き寄せながらスペースを作ることを中央とサイド問わずにやってのける。降りるアクションとは逆にライン間に入り込んでいくバスケスに縦パスを入れるなど、ベリンガムはナロースペースを広げて活用することがとても上手だった。

 マジョルカはムリキへのロングボールを軸にセカンドボールを拾いながら攻撃を仕掛けていく。この形は悪くはなかったのだけども、機会自体は少ないのが問題。それでもマジョルカは30分が過ぎると少しずつ繋ぎながら前進していく。ホセルとベリンガムが重ためのプレスの役割を担っていたかったことも影響していたように思う。試合は0-0でハーフタイムを迎える。

 押し込んでるのに点が入らないんですよ問題は後半早々に解決。チュアメニのスーパーシュートであっという間にゴールをこじ開けてみせた。

 リードを許したマジョルカはSHが高い位置からボールを奪いにいくアクションを見せていく。が、マドリーは落ち着いてこれを回避。中盤は相手が動くまで不用意にボールを動かさず、動いたらそのスペースを使うことの繰り返し。ホセルのポストからのナローなスペースの攻略を狙った侵入からチャンスを迎える。

 一方のマジョルカも保持に回ればチャンスがある状況。GKからラトへの一発のフィードやショートパスで相手を前後に動かしつつ、マドリーの中盤を手前に引き出してくる形を作っていく。だが、なかなかゴール前に迫る機会は減っってしまい、体力だけが削られていく。

 中盤からボールを奪いつつ追加点を奪いにいくマドリー。仕上げの2点目を手にすることはできなかったが、勝敗には特に問題なし。リードを守りきり順当に勝ち点3を積み重ねた。

ひとこと

 無理なくこじ開けたマドリー。守備は少し緩かったけど、持ちながらコントロールできればOK感。

試合結果

2024.4.13
ラ・リーガ
第31節
マジョルカ 0-1 レアル・マドリー
エスタディ・デ・ソン・モイシュ
【得点者】
RMA:48′ チュアメニ
主審:サンチェス・マルティネス

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