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「Catch up Premier League」~2024.8.31 プレミアリーグ 第3節 ノッティンガム・フォレスト×ウォルバーハンプトン ハイライト

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無敗も未勝利も継続

 開幕2試合でいまだに勝ち点を取ることができていないウルブス。ここまで無敗のフォレストのホームに乗り込んで今季初の勝ち点を取りに行く。

 立ち上がりに安定してボールを持っていたのはウルブス。バックスの数的優位を活かしてゆったりとボールを動かすと、狙いを定めたのは左のハーフスペース。降りてくるクーニャ、時々アイト=ヌーリという感じでフォレストの2CHの脇に顔を出し、反転して前を向く。ここが完全に攻撃の起点になっていた。

 この中盤で浮く選手を捕まえられるかどうかが試合の展開を分けた感がある。捕まえられれば、フォレストはカウンターを打つことができるし、前を向ければウルブスが有利という流れであった。

 明確な保持のルートを見つけていたウルブスであったが、先制点はフォレスト。セットプレーからウッドがネットを揺らして先行する。おそらく、CKにおける最重要人物ではあると思うのだが、ウルブスはあっさりマークを離してしまったのが少し不思議だった。

 しかし、ウルブスもすぐに反撃。落ち着かない中盤のポンポンとしたボールを抑えて、ベルガルドがミドルでゴールを打ち抜き、わずか2分で試合を振り出しに戻す。以降はオープンに攻撃を撃ち合う展開を経て、交互にボールを持ちながら勝負を仕掛けるターン制の様相に。

 後半立ち上がりにボールを持ったのはウルブス。前半の頭を焼き直したかのようにゆったりとした保持からサイドにボールをつけてフォレストのブロックを壊すトライを行っていく。

 それに対して、フォレストはジリジリとファウルを奪ってのセットプレーからの反撃に打って出る。前半に得点を決めたセットプレーから少しずつチャンスを作る。しかしながら、ジョンストンがファインセーブで立ちはだかるなど、フォレストのシュートは阻まれてしまう。こちらも前半同様にウッドがネットを揺らす場面もあったが、これはゴールが認められず。前半の再現とは行かなかった。

 チャンスが少ない試合ではないが、肝心なところでシュートが枠に飛ばないなどやや攻撃の試合が雑になってしまった印象があった。最後までゴールを狙った両チームだったが、これ以上ゴールは決まらず。試合は1-1のドローのまま幕を閉じることとなった。

ひとこと

 フォレストの無敗は継続、ウルブスの未勝利も継続という結果となった。

試合結果

2024.8.31
プレミアリーグ 第3節
ノッティンガム・フォレスト 1-1 ウォルバーハンプトン
ザ・シティ・グラウンド
【得点者】
NFO:10’ ウッド
WOL:12‘ ベルガルド
主審:サイモン・フーパー

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