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「Catch up Premier League」~2024.12.26 プレミアリーグ 第18節 ノッティンガム・フォレスト×トッテナム ハイライト

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余計なおまけ付きの敗戦

 連勝が出ずに苦しんでいるうちにいつの間にか勝利から遠ざかりつつあるトッテナム。このままでは年内でのボトムハーフでの折り返しも視野に入ってきてしまう。強敵のフォレスト相手のアウェイとはいえ、なんとか3ポイントが欲しいところだろう。

 序盤にペースを握ったのはトッテナム。左サイドからショートパスを繋ぎながらテンポ良く動かしていく。フォレストはブロックを構築しながらトッテナムを迎え打ちたいところだったが、普段と比べるとコンパクトさに欠けていた印象。特にライン間に入り込むソンへの対応に苦しんでいた。

 フォレストは保持に回るとマンツーベースの相手への対応をする必要があった。解決策はこちらも左サイド。アンダーソンとハドソン・オドイのポジションチェンジから少しずつズレを作っていく。

 ともに左サイドからのズレを狙っていく流れだったが、先制点はカウンター。中央のブロックに突っ込んでいったスペンスがボールをロストしたところからギブス=ホワイト→エランガでゴールを奪い切る。

 このゴールを皮切りにトッテナムはブロック攻略に苦戦。なかなかインサイドをこじ開けられない状況に苦しめられることに。時間の経過とともにフォレストの鋭いカウンターが目立っていく展開となった。

 後半もボールを持つのはトッテナム。ポジションチェンジを増やした右サイドからチャンスを構築していく。

 一方のフォレストも右サイド重視のプランに舵を切る。ウドジェ周辺のスペースの管理の甘さに追加点を奪い取るための道筋を見出していた。

 同サイド攻略にフォーカスする流れからトッテナムは徐々に広くピッチを使う方向性にシフト。中盤にマディソンやベリヴァルを入れることで保持のテイストも少しずつ変えていく。

 フォレストは左右に振られる形にも対応すべく5バックにシフト。幅にも強い陣形にすることでリードを守りにいく。

 押し込みながら打開に挑むトッテナムだが、フォレストがきっちりクローズを狙う形になって以降はチャンスをこじ開けることができず。最後はスペンスの退場という余計なおまけがついてしまったトッテナム。ただでさえやりくりが苦しいバックラインに更なる欠場者を出す踏んだり蹴ったりな幕切れとなった。

ひとこと

 トッテナムとしてはフォレストの守備のブロックが固まる前になんとかこじ開けたかったところだろう。

試合結果

2024.12.26
プレミアリーグ 第18節
ノッティンガム・フォレスト 1-0 トッテナム
ザ・シティ・グラウンド
【得点者】
NFO:28′ エランガ
主審:クレイグ・ポーソン

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