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「Catch up Premier League」~2025.1.6 プレミアリーグ 第20節 ウォルバーハンプトン×ノッティンガム・フォレスト ハイライト

目次

光り輝く先制点のカウンター

 ウルブスはプレスの位置を中盤に設定。フォレストにまずはボールを持つことを促すところからスタートする。

 フォレストはポゼッションからボールを動かしながら穴を探していく。ウルブスはサイドからカウンターベースでボールを運んでいく。スピードアップは順調で相手のSB-SHの間から加速し、敵陣に入ることができていた。

 だが、先制点をとったのはサイドからのスピードアップにスピードアップで返したフォレスト。先制点までのプロセスは素晴らしいの一言。ドミンゲスのリトリートはただでさえピンチの場面を防いだだけではなく、一気にカウンターに移行する繋ぎを見せたのがまず最高。アンダーソンがそのパスからカウンターに移行すると、エランガ→ギブス=ホワイトと最後は見事にサイドからのスピードアップを得点に繋げた。

 失点後はゆったりとポゼッションをするウルブス。左右のサイド、とりわけ左のリカルド・ゴメスの突破力は十分。押し込みながら勝負を仕掛けていく。誤算だったのは珍しくラーセンの決定力が輝かなかったこと。決定的なチャンスを阻まれてしまい、なかなか攻め切ることができなかった。

 対照的に先制点の場面のような長いレンジの攻撃が冴えていたフォレスト。ハドソン・オドイが左サイドからロングボールを収めてウッドの2点目に繋げる攻撃を構築。前半終了間際にリードを広げる。

 後半もフォレストは順調。エランガのスピードで早々にサイドから穴を開けていくことで、ドイルの警告を引き出していく。守備に回った際にはミレンコビッチの広い範囲のカバーからウルブスのサイドアタックを潰していく。

 さらに念には念を入れるフォレストは5バックでサイドを封鎖。クローズドに展開を制御することで試合を沈静化させる。

 試合をコントロールする力の差をウルブスに見せたフォレスト。先制点の素晴らしい流れから引き寄せた試合の主導権を離さないまま終盤まで時計の針を進め、仕上げはアウォニィが3点目をゲットする。完璧な形で2位のアーセナルに勝ち点を並べたフォレストだった。

ひとこと

 何回も言うけども、1点目が本当に素晴らしい。

試合結果

2025.1.6
プレミアリーグ 第20節
ウォルバーハンプトン 0-3 ノッティンガム・フォレスト
モリニュー・スタジアム
【得点者】
NFO:7′ ギブス=ホワイト, 44′ ウッド, 90+4′ アウォニィ
主審:ピーター・バンクス

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