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「Catch up Premier League」~2025.1.20 プレミアリーグ 第22節 チェルシー×ウォルバーハンプトン ハイライト

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中央よりもサイドフォーカスで4位をキープ

 持たせてOKというスタンスのウルブスに対して、ポゼッションを行うのはチェルシー。まずは手始めに大外からの仕掛けで勝負。ネト、マドゥエケからのクロスでファーサイドのチャンスメイクする。

 ウルブスはファーサイドのクロスの対応が危うく失点のピンチに。チェルシーはシンプルな攻撃から敵陣のゴールを脅かしていく。

 お手軽な外循環の攻撃もさることながら、チェルシーは自陣からのポゼッションでチャンスメイク。前5枚を動かすことで中盤に穴を開けてDFラインは曝け出す形を作り出していた。

 ウルブスの保持の局面でも優位なのはチェルシー。トランジッションからスピード勝負に挑む形でウルブスの保持局面をひっくり返す。ウルブスはなかなか反撃に転じることができない。

 押し込むチェルシーはセットプレーから先制ゴールをゲット。アダラバイオが押し込み、チェルシーが試合を動かしていく。

 30分になるとウルブスは徐々に反撃。クーニャの長いレンジのキックからサイドに展開する。手応えがあったのはプレッシング。この時間帯にプレスを強めることでチェルシーのバックラインはバタバタ。サンチェス、デューズバリー=ホールにミスが出てしまい、あわやという場面を作られてしまう。

 押し込む局面を作ったウルブスは前半終了間際にセットプレーから同点。ゴチャついたところをドハーティがねじ込んでハーフタイム直前に試合を振り出しに戻す。

 後半の頭はウルブスはパスワークでチェルシーのプレスを回避。低い位置でボール回しながら押し込んでいく。だが、非保持においては前半の勢いを維持することができないウルブス。ラインを下げることでチェルシーの保持を受け止める前半のような形を作られてしまう。

 押し込むサイドからシンプルなWGを生かした攻撃のチェルシー。ライン間をつく感じが薄いことや、ジャクソンのポストや裏抜けがいまいち刺さらないことは気になるが、この日はサイド攻撃で十分。右サイドからのファーへのクロスから勝ち越すゴールを奪う。仕留めたのは左サイドからゴールに飛び込んだククレジャだ。

 このゴールで勢いを完全に失ったウルブス。チェルシーのハイプレスの守備に苦しみ、全く押し返すことができない。順調に試合を進めるチェルシーはセットプレーからこの日2回目のゴールをゲット。マドゥエケが5分後にゴールを決める。

 最後までジャクソンのフィーリングが良くなかったことは少し気になるが、ひとまず大事なのは勝利。チェルシーは4位を死守する勝ち点3を手にした。

ひとこと

 サイドからのファークロスとセットプレーの二本槍でチェルシーはきっちり結果を出した。

試合結果

2025.1.20
プレミアリーグ 第22節
チェルシー 3-1 ウォルバーハンプトン
スタンフォード・ブリッジ
【得点者】
CHE:24′ アダラバイオ, 60′ ククレジャ, 65′ マドゥエケ
WOL:45+5′ ドハーティ
主審:サイモン・フーパー

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