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「Catch up Carabao Cup」~2024.10.30 カラバオカップ 4回戦 ニューカッスル×チェルシー ハイライトレビュー

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主力躍動のニューカッスルがベスト8に

 両チームのメンバー表を見ると、ミッドウィークは準主力組のものと割り切っているチェルシーと主力をそれなりに注ぎ込んできたニューカッスルと少しリソースの注ぎ方は異なるように見えた。

 立ち上がりから積極的にプレスを仕掛けて行ったのはニューカッスル。復帰明けのゴードンがきっちりハイプレスを行っていたところを見ると、特にコンディションは問題ないのだろう。

 攻撃に打って出るとサイドフローするイサクからジョエリントンへのパスから決定機を生むニューカッスル。チェルシーの守備の対応の緩さは少しこの試合における入りのテンションの違いを感じるものだった。

 チェルシーはまずショートパスからニューカッスルのプレスを外すところからリズムを作りにいく。左サイドのローテとバックスで横に振るアクションを織り交ぜながら、ニューカッスルのプレス隊のいないところから1stプレスラインを超えていく。

 チェルシーが保持で外す手応えは少しずつ出てくるように。中盤の背後に構えるフェリックスに縦パスを通すことができれば、一気に攻撃を加速することができる。

 しかしながら、そうした流れの中でミスが出たチェルシー。相手に捕まっているヴェイガにバディアシルがパスをつけてしまいショートカウンター。イサクが先制ゴールを決める。

 勢いに乗るニューカッスルはセットプレーから追加点をゲット。サイドに走るイサクを活用したタイミングを外したプレースキックからオウンゴールを誘発。以降はミドルブロックに構えながらチェルシーの縦パスを跳ね返し、ハーフタイムを2点のリードで迎える。

 後半もニューカッスルはハイプレスに出ていくスタート。チェルシーはサイド攻撃がベース。WGを軸としたタメにククレジャがバックドアからチャンスを作っていく。

 時間の経過とともにニューカッスルはラインを下げて受けるように。はじめは4-5ブロック。55分にはゴードンとジョエリントンが左右を入れ替え、ジョエリントンが5バックの大外を埋める形で5-4ブロックで組む。

 最終的にはブロックを組むことでチェルシーをシャットアウトすることに成功したニューカッスル。前半の2ゴールを守り切り、準々決勝に駒を進めた。

あとがき

 ゴードンの復帰はアーセナル戦に向けて朗報だろう。

試合結果

2024.10.30
カラバオカップ 4回戦
ニューカッスル 2-0 チェルシー
セント・ジェームズ・パーク
【得点者】
NEW:23’ イサク, 26‘ ディサシ(OG)
主審:クリス・カヴァナー

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