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「Catch up Premier League」~2025.2.21 プレミアリーグ 第26節 レスター×ブレントフォード ハイライト

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今日も見届けるのは相手のゴール

 ウルブスが内容面での改善が見られており、残留争いに食らいついていくには昇格組には内容のブラッシュアップと勝ち点奪取が求められる展開。序盤は互いに押し込むフェーズを交互に迎える展開。そうした中でヴァーディが先にロングカウンターからチャンスを迎えるなど、レスターとしては悪くない入りであった。

 だが、ブレントフォードがワンサイドカットのハイプレスなどから少しずつレスターの前進を奪うように。ハイプレスとリトリートのメリハリが見事で、穴を開けずに前からプレスとかけていく。

 そして、保持でも違いを見せることに成功。保持をベースに途中でボール奪取を絡めながら左サイドを攻略。背後をとったウィサが先制ゴールを決める。レスターは中盤の安易な飛び込みで逆を取られた結果、最終ラインがフリーズしてしまういつもの光景を繰り広げることに。

 ヴァーディを目掛けたファストブレイクはスポットで見られるものの、中盤でのカウンターを十分に打てているのはブレントフォード。滑らかなカウンターで先制点から10分後にはムベウモが追加点。その5分後に生まれたセットプレーからのノアゴールの得点は一部のレスターファンを家路につかせるには十分なもの。

 シュートの数は変わらずとも、1つ1つのチャンスについてのシャープさやフィニッシュの精度で違いを見せたブレントフォード。内容を見ても明らかにレスターの反撃よりもブレントフォードの4点目の方が近いのは明らかであった。

 壊されていた右サイドのテコ入れを行なったファン・ニステルローイだが、流れは変わらず。押し込む機会を得るが、インサイドの寄せがタイトなブレントフォードを前になかなか攻め切ることができない。逆にブレントフォードはファストブレイクやFKから問題なくチャンスを作り続けるという展開だった。守備的には追い込めている状況でもあっさりとファウルを犯してFKにしてしまうレスターには辛いものがあった。

 レスターはブオナノッテを投入し、ヴァーディへの導線をエル・カンヌスへの二頭体制に。ヴァーディにシュートチャンスを!というこの日のコンセプトには合ってはいたが、じんわりと保持率を上げるブレントフォードは落ち着いて試合をコントロールしていた印象だ。

 オコリ、ヴェスターゴーアといったCBが足を引きずり、終盤のカルバーリョのゴールでスマレとハーマンセンは口論に。もはや、試合後にファン・ニステルローイが解任されてもおかしくないくらい悪いことが重なったレスターはホームでまたしても敗戦を喫した。

ひとこと

 これでレスターはホームゲームで無得点での6連敗。キング・パワー・スタジアムのファンが最後にレスターのゴールを見たのは12月8日。それ以降の15得点は全て敵チームに生まれたものだ。

試合結果

2025.2.21
プレミアリーグ 第26節
レスター 0-4 ブレントフォード
キング・パワー・スタジアム
【得点者】
BRE:17‘ ウィサ, 27’ ムベウモ, 32′ ノアゴール, 89′ カルバーリョ
主審:トニー・ハリントン

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