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「Catch up FA Cup」~2025.1.11 FA Cup 3回戦 サンダーランド×ストーク ハイライトレビュー

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 スタジアム・オブ・ライトではチャンピオンシップ同士の3回戦が開催。上位側のサンダーランドは自陣側でポジションチェンジを伴う積極的なパス回しを披露。ストークは人を捕まえる形でポジションチェンジについていく。

 するとサンダーランドは信じられないミスから失点。ニールが目を疑うような鋭いバックパスを自陣に返すと、このコントロールからストークにPKを献上。早々に先制ゴールを許す。

 以降もサンダーランドの繋ぎは全くもって安定せず。ストークは高い位置からボールを奪ってはカウンターに移行。前線のキャノンのポストから左右のサイドに振り、ここからクロスを上げていく。

 サンダーランドはプレッシングを強化することで徐々にストークの攻撃を高い位置で止めることを成功するように。ハイプレスへの移行でペースを掴んでいく。これに対してストークは中盤のブルヘルを左のハーフスペースに流しロングボールのターゲットに。中央においてアバウトなボールを上げてしまうと、セカンドボールの回収能力はサンダーランドの方が上だったので、勝負する位置をサイドにおいた工夫は良かったと思う。

 しかしながら、サンダーランドもサイドからの攻撃は成立。ストークのサイドの守備はおおらかだったため、十分に攻め筋を作ることはできていた。

 後半、サンダーランドは引き続きハイプレスに出ていくスタート。しかし、ストークもショートパスでの前進から対応。サイド攻撃からペナ角付近でマイナスのパスを受けてクロスを上げる瀬古の姿は川崎ファンとしては懐かしいものだった。

 だが、60分以降はサンダーランドが一方的に攻める展開。ほぼ完璧にストークを自陣に釘付けにし、ずっと俺のターンを実現。ストークは左右からのクロスになんとか対処する場面が続く。紙一重の状況をひたすら凌ぐ展開でストークはなんとか延長線に持ち込むことができた。

 延長戦では打って変わって左サイドからキャリー。左サイドのジュンホからボールを運びながらファウルを奪い、セットプレーからのチャンスを作る。一方のサンダーランドもサイドの抜け出しからチャンス。速いクロスで決定機を作る。

 一進一退となった攻防は延長後半に決着。エニスの推進力のある単騎突破からのやり切ったプレーでついに均衡を破る。後半の苦しい展開をしのぎ、延長戦までもつれた激闘を制した。

あとがき

 瀬古はチャンピオンシップレベルでもスピード感についていくのは難しそうだった一方で保持では落ち着かせることができるスキルは見せていた。

試合結果

2025.1.11
FA Cup 3回戦
サンダーランド 1-2 ストーク
スタジアム・オブ・ライト
【得点者】
SUN:64′ アレクシッチ
STO:4′ キャノン, 112′ エニス
主審:エリオット・ベル

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