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「Catch up UEFA Champions League」~2025.2.11 UEFAチャンピオンズリーグ プレーオフ 1st leg スポルティング×ドルトムント ハイライトレビュー~

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先制点から一気呵成のドルトムント

 序盤戦は好調でトップ8へのストレートインも見えていたスポルティング。しかしながらアモリムがユナイテッドに旅立って以降は明確に失速。アーセナル戦での敗北でリズムを崩すと、最終節には24位以内の座をなんとかキープするのがいっぱいだった。

 ドルトムントのデスマッチの入りは悪くなかったように思う。ドルトムントのSHの背後のフレスネダからの前進は安定していたし、大外までボールを届けてしまえばドリブラーの突破の鋭さと、ハーフスペースへのランからドルトムントを追い込んでいく。

 一方のドルトムントは3-2-5でのボール保持。スヴェンソンをインサイドに入れる形からボールを動かしていく。幅を使いつつ、インサイドにパスを差し込んでいくスタイルで勝負に行きたかったところだが、やや中央ブロックの心許なさが目立つ。中央では安易なパスミスからスポルティングのカウンターを受けてしまうこともあった。

 非保持ではボールサイドへの素早いスライドの4-4-2が目立つスポルティングの良さが光る展開。速攻でも主導権を握っていく。

 しかしながら、ドルトムントもゆったりとリズムを取り戻していく。中央では少しこねすぎている感もあるが、外のバイノー・ギッテンスの強引さは素晴らしいものがあった。それでもボックスに入っていくタイミングをホルダーと受け手が合わせられず。試合はスコアレスでハーフタイムを迎える。

 後半、スポルティングは主導権を取り返そうとハイプレスに出ていく。奪ったらサイドにつけて一気にスピードアップをしていく。ドルトムントは起点を作ることができる苦しい立ち上がりに。ただし、前半よりも素早く押し返すことに成功。サイドからチャンスを作っていく。

 すると、押し込むフェーズでドルトムントが先制ゴール。クロス精度に加えて、バックステップを踏んだギラシの強力な体幹を生かしたヘディングでリードを奪う。

 このゴールをきっかけにドルトムントは一気に攻撃に。またしてもサイドからのクロスに今度は巧みに入り込んだグロスが追加点を決める。

 さらには反撃に出ようと人数をかけてくるスポルティングにドルトムントは速攻で追加点。大活躍のアデイェミが仕上げの3点目を仕留める。

 先制点から一気呵成のドルトムント。大量でホームにアドバンテージを大量に持ち帰ることとなった。

ひとこと

 これは2試合トータルでもだいぶ決まってしまった感がある結果になった。

試合結果

2025.2.11
UEFAチャンピオンズリーグ
プレーオフ 1st leg
スポルティング 0-3 ドルトムント
エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ
【得点者】
BVB:60‘ ギラシ,67’ グロス, 82‘ アデイェミ
主審:エスペン・エスコース

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