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「Catch up UEFA Champions League」~2025.2.11 UEFAチャンピオンズリーグ プレーオフ 1st leg ユベントス×PSV ハイライトレビュー~

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喰らいつくPSVを振り切ったユベントスが先勝

 序盤にボールを持ったのはユベントス。まずは右サイドからの裏抜けでスタート。3バックのところから片上げを行うことでサイドから裏を取っていく。ウェア、コロ・ムアニ、マケニーなどサイドから抜け出す選手は様々。場所だけ固定し、そこから背後を取る選手は不定形という形でゴールに向かっていく。

 PSVは中盤がマンツーの状態で守備。後ろは余らせる状態で、ラインはきっちりと上げて背後の抜け出しはケアする形をとる。中盤でのフリーマンを作らせずに、外から裏を狙う形にはオフサイドを取ることで対応する形だ。

 保持に回った際のPSVはCHが低い位置に下がり、CBが開きながらポゼッションを行なっていく。狙うのはライン間のスペースへの縦パス。まったりと敵陣に穴を開けながら縦パスを差し込むことでチャンスを作っていく。

 先制したのはユベントス。執拗な右サイドの攻撃が成就してのゴール。高い位置でボールを奪ったガッディがそのままドリブルでサイドの抜け出しに成功。相手を押し下げたところからマッケニーがミドルを放って先制する。

 追いかけたいPSVは下がるユベントスに対して、ブロックの外からのミドルやセットプレーから追撃。だが、試合を動かせないままハーフタイムを迎える。

 後半、PSVはプレスを誘引する形でボール保持を行う。ユベントスはコンセイソンを投入した右サイドからサイドの突破を行うことで対抗。前半よりもオープンな試合に展開が突っ込んでいく。

 すると、その流れからゴールを生み出したのはPSV。左サイドからの仕掛けに乗っかる形でペリシッチが左足でゴールを奪っていく。同点で勢いに乗るPSVは以降もボックス内で相手を動かしていくなど優位に試合を運んでいく。

 だが、なんとかPSVの構成をガードすると、最後に試合を決めたのは右サイドからの突破。コンセイソンの突破からムバングラがシュートを決めてなんとか勝ち越しに成功。苦しんだユベントスだが、最後の最後にリードを奪い、アドバンテージを持った状態で2nd legに進むこととなった。

ひとこと

 食らいついたPSVの姿勢が2nd legにどう繋がるかが楽しみである。

試合結果

2025.2.11
UEFAチャンピオンズリーグ
プレーオフ 1st leg
ユベントス 2-1 PSV
ユベントス・スタジアム
【得点者】
JUV:34‘ マッケニー, 82′ ムバングラ
PSV:56′ ペリシッチ
主審:ダニエル・シーベルト

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