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「Catch up UEFA Champions League」~2025.2.19 UEFAチャンピオンズリーグ プレーオフ 2nd leg パリ・サンジェルマン×ブレスト ハイライトレビュー~

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破壊的なスコアで堂々と次ラウンド進出

 アウェイで3-0という1st legの結果は事実上、このラウンドの突破チームは決まっているということになるだろう。ブレストはどこまで穴を開けることができるかというチャレンジに挑むことになる。

 だが、パリはいつも通りの試合運びに終始。バックラインからボールを動かしながら試合を作っていく。ブレストの中盤は人に食いつく+2列目はかなりナローという守備体系だったため、パリはインサイドにボールをつけつつ、空いた外から突破するという形から前進をしていく。

 高い位置でもプレスから決定機。右のSBのソグベのオーバーラップからチャンスを作るアクションは見せていたが、やはりサイド攻撃の精度はパリの方が上。インサイドをフリとしてアウトサイドのバックドアからバルコラが先制ゴールを呼び込む。

 大外のポイント役はこのバルコラとハキミ。逆に右のクワラツヘリアは自由にライン間を動き回りながらチャンスを作っていた。自在に起点を作るパリに対して、ブレストはロングボールの収めどころに苦戦。一方的に押し込まれる展開を作られることに。

 優位に試合を進めるパリは右サイドからのワンツーで抜け出したネベスを起点にインサイドにアシスト。追加点を決める。

 後半も一方的にパリが攻め立てる展開。左サイドからのファストブレイクを軸に、ファビアン・ルイスが決定機を迎えるなど序盤からチャンスを作っていく。この左サイドの侵攻から深さをとると、ヴィチーニャがミドルで3点目をゲット。さらに差を広げる。

 ここからは(これまでもそうだったが)パリのゴールショー。メンバーを入れ替えても前線に起点を作れるのは同じ。ラモス、ガンインなど交代選手も中央やサイドでそれぞれポイントを作り、ブレストのブロックを順調に広げていく。

 終わってみれば交代選手もスコアラーに加わり、2nd legだけで大量7得点。2試合合計10-0という破壊的なスコアでパリが次のラウンドに駒を進めた。

ひとこと

 個の力をベースに理詰めで相手を広げてガンガンこじ開けていくパリらしい試合運びだった。

試合結果

2025.2.19
UEFAチャンピオンズリーグ
プレーオフ 2nd leg
パリ・サンジェルマン 7-0(AGG:10-0) ブレスト
パルク・デ・フランス
【得点者】
PSG:20′ バルコラ, 39′ クワラツヘリア, 59′ ヴィチーニャ, 64′ ドゥエ, 69′ メンデス, 76′ ラモス, 86′ マユル
主審:マイケル・オリバー

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