MENU
カテゴリー

「Catch up J1 League」~2025.4.5 J1 第9節 横浜F・マリノス×東京ヴェルディ ハイライト

目次

納得のスコアレスドロー

 ACLのファイナルラウンド進出を決めてなお調子上がらない横浜FM。このままでは降格圏でサウジアラビアに向かうことになってしまう。それだけは絶対避けるべく、東京Vをホームに迎える一戦では是非とも勝ち点3が欲しいところだろう。

 そんな思いもあってか、横浜FMは前からのプレスを敢行。しかしながら、プレスの枚数は足りておらず、東京Vのバックラインはフリーに。長いボールを前線のターゲットとなる木村にボールを預けることで前進を狙っていく。CFだけでなく、東京Vのロングボールは対角を使いながら。ボールの奪いどころが見つからない横浜FMは少しずつ重心が下がっていくこととなる。

 横浜FMよりも重心が低い位置に構える守備をする東京Vに対して横浜FMはなかなかチャンスを作れない展開。ポゼッションはU字で相手の密集に入り込むことができないまま各駅停車。前進のきっかけの点で優位となった右サイドからのクロスからネットを揺らす。だが、これはオフサイドで認められず。それでもファーサイドを狙うクロスからチャンスを作っていく。

 横浜FMは陣地回復ができないまま。名古屋戦と同じようななかなか突破口を迎えることできないままハーフタイムを迎えることとなった。

 後半もまた両チームにとってはなかなか厳しい展開に。互いに中盤でのプレスがかからない状態となっており、守備は後手。かといって自由を得た攻撃側は何かの攻め筋を得ることができないという地獄の展開。横浜FMは相手のプレスのズレから前進はできていたが、ロペスとマテウスがいないこの日の横浜FMではきっかけができても陣地回復ができないことが分かっただけであった。

 横浜FMのカウンターは一息がない分、最後の精度が合う機会はない。全力で走りに行く分、なかなか最後のところで合わせにいくことができないということだろう。

 どちらのチームが攻め込むことになっても展開としては同じ。クロスを入れて、守備側が跳ね返す。それの繰り返し。アタッキングサードのクオリティはクロスの狙いとボックス内の高さがある分、東京Vの方が優勢のように思えるいが、最後をこじ開けられないのは両チーム共通。試合は納得のスコアレスドローで幕を閉じることとなった。

ひとこと

 なかなか眠気を誘う試合だった。

試合結果

2025.4.5
J1リーグ
第9節
横浜F・マリノス 0-0 東京ヴェルディ
日産スタジアム
主審:山本雄大

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次