MENU
カテゴリー

「Catch up Premier League」~2025.4.16 プレミアリーグ 第29節 ニューカッスル×クリスタル・パレス ハイライト

目次

大量5得点で大きな一歩を踏み締める

 勢いを十分にCL出場圏内に浮上したニューカッスル。この未消化分のゲームをモノにすれば5位以内を目指すレースでは一気に主導権を握ることができる。

 序盤からお互いのバックラインには過度にプレッシャーをかけない睨み合いが続く展開。保持側がブロック守備の攻略の狙いを定めていくスタートとなった。

 パレスはライン間に入り込むシャドーからチャンスメイクを狙う。絞って受けようとするエゼとサールに縦にボールを入れての加速というのはパレスの得意なパターンだ。

 しかし、ニューカッスルの狙いはまさにここ。ライン間を締めてこの縦パスを迎撃することでカウンターに移行。早々にイサクがチャンスを外すが狙い所は問題なし。特にカウンターの狙い目になったのは高い位置をとるパレスのWBの背後。このスペースをトランジッションで駆け上がることでパレスのCBを横に広げる。

 攻めの形を確立したニューカッスルが順当に先制点をゲット。角度のないところから仕留めたマーフィーのシュートが先に試合を動かす。

 先制したことで慎重な守備を組むニューカッスル。パレスのWBを監視するためにマーフィーが自陣に引いて受けるなど後ろに重たい布陣を構築する。押し込むパレスはセットプレーからリチャーズがポープのレイトコンタクトを受けてPKを獲得。

 だが、このPKの駆け引きはポープの完勝。エゼの間合いを外そうとする試みを完全にいなし、自らのミスを防ぐ。

 すると直後に左サイドのカウンターからグエイのオウンゴールを誘ったニューカッスル。PKを奪ったリチャーズの背後をとる形で一気に進撃に成功。再びペースはニューカッスルに。

 以降もカウンターで左サイドを軸にパレスの3バックのチェーンを切る形からボックス内に侵入。イサクがゴールパーティーに乗っかれないのは気にはなるが、好調のバーンズが追加点を決めると、セットプレーから前半終了間際には4点目を手にする。

 事実上前半で試合を決めたニューカッスル。だが、後半も主導権を握り保持から攻めていく。パス交換からフリーになったシェアから対角のバーンズで勝負をかけるなど好調なところから敵陣に迫っていく。

 後半もペースを握ることができないパレスは3枚替えから勝負をかけていくが、ラクロワのミスから5失点目を献上。パーティーに遅れたイサクを招待してしまったのような5点目となった。

 パレスにもチャンスはあったが、要所でのチャンスを仕留め続けたニューカッスルが完勝。CL出場権に大きく近づく3ポイントを手にした。

ひとこと

 この勝利は大きい。CL復帰に一気に近づいた。

試合結果

2025.4.16
プレミアリーグ 第29節
ニューカッスル 5-0 クリスタル・パレス
セント・ジェームズ・パーク
【得点者】
NEW:14′ マーフィー ,38′ グエイ(OG),45+2′ バーンズ, 45+8′ シェア, 57′ イサク
主審:ダレン・イングランド

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次