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「Catch up League 1」~2025.2.22 リーグアン 第23節 リール×モナコ ハイライト

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ハラルドソン大活躍のリールが逃げ切り

 まず、ボールを持つ側となったのはモナコ。3-1-5-1のような形で3バック化することで相手を外しつつ、ボールを動かしていく。リールはミドルブロックで対抗。CHの2人の守備範囲の広さが際立つスタートとなった。

 一方のリールもボールを持つとゆったり。というわけで互いの4-4-2のブロックに対して保持局面からどのような崩しのアイデアを出すか?という戦いとなった。

 ビエレスが一発の裏抜けを見せたモナコが先にゴールに向かうが、時間の経過とともに支配力を増していったのはリール。ハラルドソンのカットインやオフザボールで斜め方向の動き出しからインサイドに入っていく。

 先制点はリール。右サイドからインサイドへの侵入でムカウが横断に成功すると、逆サイドのハラルドソンがレンジのあるところからゴールを決める。大外からオーバーラップするグドムンドソンを活用することで見事にカットインを差し込んだ印象だ。

 反撃に出たいモナコ。外を使いながら中央を開けつつ、縦パスを差し込んでサイドに展開し、ヴァンデルソンのオーバーラップを使ってらしい決定機を生み出すが、このチャンスをベン・セギルは仕留めることができない。

 逆にリールは前半のうちに追加点。ジリジリと前からかけたプレッシャーが奏功し、ハイプレスからハラルドソンがこの日2点目を決める。

 ミスからの失点という悪い流れを掴んでしまった感のあるモナコだが、前半の終盤に南野は1点を返すことに成功。若干のリカバリーを経てハーフタイムを迎える。

 後半、押し込むのはリール。左右のサイドを幅広く使いながらボールを動かしていく。押し込んでいくリールに対して、モナコはなかなか反撃にキッカケを見出すことができず。選手交代してもなかなか流れは活性化しない。リールのコンパクトな守備に対して、攻めあぐねる展開が続く。

 終盤には前半のように南野にチャンスが回ってくるが、前半と同じように押し込むことはできず。ポゼッションの時間は増えたモナコだったが、最後までリールの壁に跳ね返されることに。試合は前半のリードをキープしたリールが勝利を挙げた。

ひとこと

 前半の完成度がそのままスコアに直結した印象だ。

試合結果

2025.2.22
リーグアン
第23節
リール 2-1 モナコ
スタッド・ピエール=モーロワ
【得点者】
LOSC:22′ 44′ ハラルドソン
ASM:45+2′ 南野拓実
主審:ブノワ・バスティエン

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