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「Catch up Premier League」~2025.4.2 プレミアリーグ 第30節 サウサンプトン×クリスタル・パレス ハイライト

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久しぶりな組み合えた内容も勝ちきれず

 すでに残留争いに関しては実質的な白旗。サウサンプトンの残りシーズンはいかに意地を見せることができるかという異なる切り口が重要になる。

 パレスは序盤からボールを動かしていくスタート。サウサンプトンの2CHの脇に選手を落とすことでボールを引き出して攻撃を加速させていく。中盤に守備基準を設定するサウサンプトンを保持で揺さぶっていく。

 だが、保持に転じればサウサンプトンの手応えも十分。左はスレマナ、右はウォーカー=ピータースのカウンターからチャンスを作っていく。この試合ではファストブレイクの機会もそれなりにあり、決してパレスに対して力負けをしているわけではない立ち上がりと言っていいだろう。

 悪くない流れ作りに成功したサウサンプトンはそのまま先制点をゲット。右サイドの連携からオヌアチュの先制ゴールをゲットする。パレスは徐々に守備で迷いが出る。ワイドのCBの迎撃のポイントに迷いを感じる部分がある。ハイプレスの機能性の悪さが失点まで尾を引いてしまった印象だ。

 前半の終盤は引いて受けることにしたサウサンプトン。ラムズデールのファインセーブで凌ぎつつ、フェルナンデスのカウンターからチャンスを伺いにいく。押し上げる局面が増えてきたパレスだが同点ゴールまでは手が届かず。試合はスコアレスでハーフタイムを迎える。

 後半、再びリードをしていることを意識せずにアグレッシブな潰しをしにいくサウサンプトン。追いかけるパレスも当然高い位置から勝負に出ていくが、なかなか相手を捕まえることができず。実はこの試合の前にすでに次節のM23ダービーを見てしまっていたのだが、この試合のグエイの出足の悪さを見るとダービーでの退場は非常に合点がいくという感じ。攻撃においてもライン間のエゼのターンに依存する部分が高く、なかなか反撃のきっかけを作ることができない。

 それでも徐々に圧力を上げることで敵陣にサウサンプトンを押し込んでいくパレス。中央に構えるベドナレクは攻守において不安定な流れを作り出していたが、ラムズデールのセーブでなんとかリードをキープする。このまま逃げ切ることに成功するか?と思われたが、後半追加タイムにボックスに侵入したフランサがゴールを仕留める。

 悪くない内容の90分を過ごしたサウサンプトンだが勝ち切ることはできず。試合はドローで決着となった。

ひとこと

 サウサンプトン、この内容ならば勝ち切るチャンスだったのだが。

試合結果

2025.4.2
プレミアリーグ 第30節
サウサンプトン 1-1 クリスタル・パレス
セント・メリーズ・スタジアム
【得点者】
SOU:20′ オヌアチュ
CRY:90+2′ フランサ
主審:アンディ・マドレー

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