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「Catch up Premier League」~2025.4.5 プレミアリーグ 第31節 ウェストハム×ボーンマス ハイライト

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高さ強化の交代策は的中するも・・・

 立ち上がりらしい激しいロングボールの応酬から試合はスタート。しかしながら、試合はすぐに落ち着くとボール保持から互いにチャンスを伺う展開に。

 先にチャンスを作ったのはボーンマス。CBがGKを挟む形からウェストハムの前からのプレスを外していくと、間延びした中盤を横断する形でサイドから仕上げにかかる。

 序盤はいい形を作ったボーンマスだが、徐々にライン間からの加速が物足りない展開に。スコットのパフォーマンスが特別悪いわけではないが、クライファートはやはり恋しくなる部分はある。

 時間の経過とともにポゼッションは徐々にウェストハムに移行。中央に起点を作りながらのサイドバックのオーバーラップを活用し、ファーへの高さを生かしたクロスからチャンスを作っていく。

 ボールのつかまえどころが見つからずにずるずると下がっていく形になってしまったボーンマスは反撃できずに苦しむ展開に。インサイドに起点を作れないながら、大外からのチャンスメイクでボーンマスは先制。スミスを外に回したセメンヨが放ったミドルから最後はエヴァニウソンが押し込んだ。

 ウェストハムとしてはセメンヨの潰しが遅れたアルバレスのところが痛恨。優位な時間に失点を喫してしまう。ボーンマスは強かにリードを奪うと、さらにセットプレーで攻め立てていい流れでハーフタイムに突入した格好だ。

 後半、ビハインドの状態のウェストハムはボール保持からボーンマスの守備ブロックを動かしにいく。しかしながら、肝心のポゼッションはブロックの外側を回るだけのU字コースに終始。高さ頼みのクロス以外になかなか打開策を見つけることができず苦しい戦いとなる。

 ウェストハムはさらに高さを強化する交代策に。中央にフュルクルクを入れてのターゲット強化でシンプルなクロスの威力を高めていく。

 この交代は的中。CKからの高さを生かしたフュルクルク自身の同点弾はもちろんのこと、逆転ゴールとなったボーウェンのシュートもファー側にフュルクルクがいることによる寄与がかなり大きかった。

 後半は押され気味だったボーンマスだが、セットプレーからなんとか同点に。押し込まれた場面でオフサイドラインの設定を見誤ったキルマンは大チョンボ。大きな判断ミスで同点のきっかけを与えてしまった格好だ。

 終盤はオープン気味になったことで展開はフラットに。だが、さらなるゴールは生まれずにドローで決着。シーソーゲームは引き分けのまま幕を閉じた。

ひとこと

 キルマン、やっちまったなぁ。

試合結果

2025.4.5
プレミアリーグ 第31節
ウェストハム 2-2 ボーンマス
ロンドン・スタジアム
【得点者】
WHU:61′ フュルクルク, 68′ ボーウェン
BOU:38′ 78′ エヴァニウソン
主審:ティム・ロビンソン

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