
モデルチェンジ成功のシティが駆け上がる
終盤戦に向けて冬のモデルチェンジが効いていた感があるシティ。与し易い相手が多いこともあり、ここはシーズン最後まで駆け抜けたいところだろう。
立ち上がりは空中戦を仕掛けていくなど、縦に速い展開を生み出すことでシティに挑むエバートン。ここに関しては平常運転と言えるだろう。前からのチェイシングのカラーが強いのもいつも通り。高い位置からのプレスをベースに、シティのバックスに圧力をかけていく立ち上がりのエバートンだった。
エバートンのプレスに対して、シティはショートパスで交わしながら対応していくトライ。左サイドはオライリーが引きちぎるように前進していったし、逆サイドは絞るヌネスによって生み出されたスペースにデ・ブライネやベルナルドが降りてくることで起点を作る。
徐々にテンポを掴むシティは押し込むフェーズでも安定感。バックドア等のオフザボールの工夫も多く見られていたし、深い位置を取った後のミドルなどバリエーションも豊富。エバートンの守備は人を捕まえにいく色の濃いものであったが、それに先手を打つような対応で押し込んでいく。
保持に回った際のエバートンはショートパスでの繋ぎを好む前節のフォレスト戦と同じテイスト。ただ、結局はセットプレーからのハイボールが一番刺さっていたことを見ると、この日のエバートンが保持でやりたかったこととシティに効くことには乖離があったかもしれない。
後半もシティはエバートンのハイプレスを外していくスタート。順調に試合に入れたように思えたシティだったが、エバートンはデ・ブライネのパスが大きくなったところからエンジアイがトランジッションで押し込むと、彼らが押し込む時間帯を確保、悪くないひっくり返し方を見せるが、ターコウスキの負傷でバックラインに欠員が出てしまう。
前半よりも縦に速い展開となった後半。サヴィーニョの単独ファストブレイクをはじめ、マルムシュや交代で入ったドクもこれに順応していく。縦のシャープさではこの日はシティの方が優勢だった。
重い試合をこじ開けた先制ゴールは84分。右サイドからのクロスを仕留めたオライリーがゴール。ピックフォードは痛恨のクロスカットミスとなってしまった。
終盤には左サイドから深さをとったところをコバチッチがミドルで仕留めてシティは完勝。グディソン・パークの牙城も崩したシティが終盤に向けて勢いを強めている。
ひとこと
シティ、冬の再建に成功した感。
試合結果
2025.4.19
プレミアリーグ 第33節
エバートン 0-2 マンチェスター・シティ
グディソン・パーク
【得点者】
Man City:84′ オライリー, 90+2′ コバチッチ
主審:サイモン・フーパー