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「Catch up FIFA Club World Cup」~2025.. FIFA Club World Cup グループD 第3節 ロサンゼルスFC×フラメンゴ ハイライト

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終盤は熱い消化試合に

 ロサンゼルスFCはすでに敗退済み、フラメンゴは首位通過を確定済みということで完全に消化試合と化したこの一線。フラメンゴはジョルジーニョ、ブルガルといったスタメンの入れ替えを敢行するなど、ターンオーバー色はどうしても強くなる。一方のロサンゼルスもジルーをスターターから外すなどメンバーの入れ替えは両チームに見られた。

 序盤からボールを持つのはフラメンゴ。2CB+2CHの4枚を軸にボールを動かしていく。時には3バックに変化することで広がったCBがボールを前線に運ぶトライをするなど序盤から工夫は見られた。

 左右のSHを軸にチャンスメイクを行うフラメンゴ。ボックス内にシンプルにボールを入れることでチャンスを探っていく。

 一方のロサンゼルスもショートパスからフラメンゴのハイプレスを受け止めてチャンスメイク。フラメンゴも含めてミドルシュートを中心に互いに3回のバーを叩くシーンがあるなど、チャンスの濃さがあまりない割には得点の匂いがするという変わった展開となった。

 40分手前にはロサンゼルスに決定機が訪れるが、これはオフサイド。フラメンゴは首の皮一枚で繋がったこととなった。フラメンゴがポゼッション、ロサンゼルスが迎え撃つ形をキープしたままスコアは動かず。試合はスコアレスでハーフタイムを迎える。

 後半もポゼッションはフラメンゴが主導権。斜めに入ってくるルイス・アラウージョからのチャンスメイクでいきなりゴールに迫る。

 ロサンゼルスは前半以上にポゼッション色を強めた印象。右サイドにSBをコーナーフラッグ付近に置くという珍しい形でフラメンゴのプレスを誘引。ここから大きな展開で縦や逆サイドまで脱出することで前進を狙う。

 ショートパスベースのポゼッション色が強かった展開だが、試合の流れの中で見られる縦に速い形の方が得点の匂いは感じる内容。前半と同じくスコアが動かないまま試合は0-0で推移する。

 均衡を破ったのは84分。ロサンゼルスのエースであるブアンダが抜け出しての独走ゴール。今大会初めてのゴールでついに先制点を奪い取る。

 しかし2分後にフラメンゴは同点。中央を切り裂いたヤンのゴールであっという間に試合は振り出しに戻る。

 試合の決着は最後までつかず。消化試合の一戦はドローでの幕切れとなった。

ひとこと

 消化試合だとしても終盤のスコアの推移は見応えがあった。

試合結果

2025.6.24
FIFA Club World Cup
グループステージ 第節
ロサンゼルスFC 1-1 フラメンゴ
キャンピング・ワールド・スタジアム
【得点者】
LAF:84′ ブアンガ
FLA:86′ ヤン
主審:サルマン・ファラヒ

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