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「Catch up FIFA Club World Cup」~2025.6.26 FIFA Club World Cup グループG 第3節 ユベントス×マンチェスター・シティ ハイライト

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大差で首位の椅子を確保

 両チームは連勝ですでにグループステージの突破が決定。本命同士がぶつかる最終節までに突破を決めて一安心といったところだろう。残るは順位決定のみ。敗れればレアル・マドリーが待つ山に振り分けられる可能性がぐっと上がることとなる。

 ロングボールからハイプレスに出ていく気概を見せたユベントスだが、シティはGKを絡めたポゼッションでまずは撃退。前にジリジリとプレスに行きたいユベントスに対して、深さを作りながらアンカーのロドリを浮かす形で左右に展開していく。

 保持でペースを握ったシティは左右のWGを軸に勝負をかけていく。どちらのサイドでもドリブラーがじっくりと構える形だが、刺さったのはオフザボールを絡めたアクション。左サイドであっさりと抜け出したドクがさっさと先制点を決める。

 しかし、ユベントスはプレスから反撃。前いくところからエデルソンのパスミスを誘うと、ショートカウンターからあっという間に同点となる。

 先制点と同点弾が入ったことで試合は一気に加速。瞬間的にトランジッションの火力は増えたが、徐々にボールを奪い返すことができないユベントスは押し込まれて苦しい状況を作られるように。

 するとユベントスは右サイドからのクロス対応でオウンゴールを献上。押し込まれているとはいえ、かなり軽率な対応で相手にリードを与えてしまう。

 シティは以降も試合の主導権をキープ。ハイプレスで相手に蹴らせて回収し、一方的に保持のターンを作り出していた。

 後半はリカバリーをかけたいユベントスが保持の時間を長くするスタート。しかし、すぐにシティがポゼッションからリズムを掴み直すと、右サイドのバックドアから抜け出したヌネスがチャンスメイクに成功。並行して走っていたハーランドは押し込むだけでOKという状況だった。

 さらには右サイドから抜け出したハーランドが追加点を演出。中央に抜け出した数多くの選手の中で見事にフィニッシュを沈めたフォーデンがリードを広げる。

 ミドルシュートでさらに加点したシティは一方的な攻撃でユベントスを制圧。最後にユベントスも一矢報いるが反撃はそこまで。首位の椅子はユベントスを大量得点で下したシティの手に渡ることとなった。

ひとこと

 シティ、シャープさが見事。

試合結果

2025.6.26
FIFA Club World Cup
グループG 第3節
ユベントス 2-5 マンチェスター・シティ
キャンピング・ワールド・スタジアム
【得点者】
JUV:11’ コープマイネルス, 84′ ヴラホヴィッチ
Man City:9‘ ドク, 26′ カルル(OG), 52′ ハーランド, 69′ フォーデン, 75′ サヴィーニョ
主審:クレマン・トゥルパン

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