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「Catch up FIFA Club World Cup」~2025.6.25 FIFA Club World Cup グループF 第3節 マメロディ・サンダウンズ×フルミネンセ ハイライト

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火力自慢を捩じ伏せて余裕の2位通過

 ここまでまだ突破チームが決まっていないグループF。現在首位のフルミネンセが最終節に対戦するのは3位のマメロディ・サンダウンズだ。

 灼熱の気候ということもあり、ここまでは比較的どのカードも慎重な入りをすることが多かった第3節。しかしながら、この試合はそれに当てはまらず高い位置からのハイプレスの応酬。強度の非常に高い立ち上がりとなった。

 順位的には上のフルミネンセではあったが、明確に主導権を握れたわけではない立ち上がり。GKからやり直すポゼッションでマメロディのハイプレスを回避しにいくが、縦パスの選択がやや強引。ロストにつながってしまう。

 一方のマメロディもポゼッションからやり直しを敢行。フルミネンセのハイプレスを紙一重のところで交わしながらファストブレイク。プレス回避のところはむしろフルミネンセ以上に手応えがあったと言ってもいいだろう。

 フルミネンセはロングボールを絡めながら陣地回復。ショートパス以外の手段でもリカバリーを図って右サイドから仕掛けていく。しかしながら、決め手となる攻撃を打つことはできず。試合はスコアレスのままハーフタイムを迎える。

 迎えた後半、このままでは敗退となってしまうのはマメロディ。保持での主導権を握るながら、フルミネンセを押し込んでいく。

 前半よりも積極的にライン間のスペースを狙っていた感があったマメロディ。ライン間に2列目の選手を置きつつ、背後へのランを積極的に行うレイナーズを出口として攻撃を仕上げていく。

 同点でOKということもあり、フルミネンセはひいて受けてOKという構え。決定的なピンチはない状態で淡々と時計の針を進めていく。

 終盤には2トップに移行することでパワープレーに出ていくことでチャンスを伺っていくマメロディ。しかしながら、ボールを奪い取ることができず、徐々にサイドからフルミネンセに押し下げられる時間帯を作られてしまうなど思ったように終盤戦を過ごすことができない。

 1点取られれば終わりという緊迫したシチュエーションの割には緊張感を感じさせなかった終盤。フルミネンセがミッションコンプリート。勝ち点1を上乗せし、2位でのノックアウトステージ進出を決めた。

ひとこと

 ドルトムント戦で見せたマメロディらしい火力はなかなか見せることができなかった。

試合結果

2025.6.25
FIFA Club World Cup
グループF 第3節
マメロディ・サンダウンズ 0-0 フルミネンセ
ハードロック・スタジアム
主審:アンソニー・テイラー

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