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「Catch up FIFA Club World Cup」~2025.6.17 FIFA Club World Cup グループF 第1節 フルミネンセ×ドルトムント ハイライト

目次

後半の猛ラッシュを制することができず

 まずはロングボールからのスタート。ドルトムントはギラシをターゲットとして前線に積極的にボールを入れていく。

 一方のフルミネンセは深く構える形のビルドアップ。相手を引き込んでいく。主に左サイドからの移動が目立っていく。レネの自在なポジションが前進の助けになっていた。

 しかし、時間経過とともにポゼッションからドルトムントが時間を作っていくように。グロスが最終ラインに入る形でCBを横に広げながらボールを動かしていく。こちらも左サイドのスヴェンソンからのクロスを織り交ぜながらチャンスを作っていく。

 ただ、フルミネンセも反撃。トランジッションの右サイドからのアリアスから陣地回復をしていく。よりゆったりとして保持のところではフルミネンセもチャンスメイク。マンツーで前からプレスを仕掛けていくドルトムントをショートパスで外していく。

 積極的なミドルシュートを放っていくもコペルを脅かすところまでは至らず。試合はどちらも相手のボックス内の守備を攻略できないまま、スコアレスでハーフタイムを迎える。

 後半頭にペースを掴んだのはフルミネンセ。ポゼッションから左右で押し込んでいく。左右を変えたアリアスが左で存在感を発揮し、カットインからチャンスを作っていく。

 ドルトムントはショートパスで劣勢を跳ね返したいが、マンツーでハイプレスを仕掛けてくるフルミネンセに苦戦。バタバタとしたビルドアップで自陣を脱出することができず、一方的に攻め込まれる。WBを活用し、幅をとって押し込むケースで逆にエヴェラウドとカノッピオのカウンターで大ピンチを迎えるなど思い通りに試合が運ばなかった。

 最大のチャンスとなったのは68分。コーナーキックから雪崩れるようなシュートで得点のチャンスを迎える。だが、エヴェラウドとノナトの連続シュートはコベルがストップ。なんとかドルトムントはピンチを凌ぐ。

 後半の猛ラッシュを制することができなかったフルミネンセ。終盤は一進一退の攻防に終始。終盤までデュエルが絶え間なく行われる緊張感のある戦いは勝者がない決着に。グループFの本命はまだどちらにも決まらないまま第1節を終えることとなった。

ひとこと

 緊張感のある面白い試合。ブラジル勢はここも強い。

試合結果

2025.6.17
FIFA Club World Cup
グループF 第1節
フルミネンセ 0-0 ドルトムント
メットライフ・スタジアム
主審:イルギス・タンタシェフ

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