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「Catch up FIFA Club World Cup」~2025.7.1 FIFA Club World Cup Round 16 レアル・マドリー×ユベントス ハイライト

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情熱的な若武者のゴールでマドリーが準々決勝に

 スペインの巨人とイタリアの貴婦人がRound16で激突。主審まで含めてガッツリUCLモードの一戦がアメリカで行われることとなる。

 マドリーはゆったりとしたポゼッションからスタート。バックラインにプレスをかけてこないユベントスに対して、3バックを軸に左右にボールを動かしていく。保持率は担保できているマドリーであったが、ボックス内への侵入のフェーズをあまりクリティカルではなかった。

 ハイプレスに出ていくマドリーに対して、なかなか陣地回復をすることができないユベントス。とりあえず、コロ・ムアニに蹴る形ではなかなかボールを前に進めることができない。そうした中で光明となっていたのはユルディス。降りるアクションからの反転で相手をぶっちぎり、独力でプレスの回避を行なっていく。

 時間の経過とともに保持のコツを掴んできたユベントスはあまりシャープさが見られないベリンガム周辺を狙い撃ち。徐々に保持からもリズムを掴んでいく。ベリンガムは保持でも右サイドの侵入からチャンスを仕留めきれないなど、この日はシャープさがイマイチではあった。

 押し込むフェーズが増えてきたユベントスだが、やはりボックス内でのアドバンテージを取れるところはなく苦戦。試合はスコアレスでハーフタイムを迎える。

 ゆったりとしたポゼッションから後半、マドリーはハイプレスからリズムを取り戻しにいく形。ポゼッションで押し込んでいくマドリーは右サイドにフィニッシュを持っていく形からチャンスメイク。左サイドのヴィニシウスの突破をいかす形から浮いた右サイドを出口としながら押し込んでいく。

 すると、先制点のアシストはその右サイドから。クロスを打ち込んだのはゴンサロ・ガルシア。重要な試合を動かすゴールを決めた後に胸を力強くパフォーマンスはなかなか観ている側にも訴えかけてくるものがあった。

 引き続きペースはマドリー。ハイプレスで蹴らせることでユベントスの陣地回復を封じることに成功。一方的に押し込みながら延々とターンを続けていく。

 試合をコントロールしながらクローズに成功したマドリー。欧州対決を制して準々決勝に駒を進めた。

ひとこと

 ゴンサロ・ガルシアのゴールパフォーマンスはとても情熱的だった。

試合結果

2025.7.1
FIFA Club World Cup
Round 16
レアル・マドリー 1-0 ユベントス
ハードロック・スタジアム
【得点者】
RMA:54′ ゴンサロ・ガルシア
主審:シモン・マルチニアク

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