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「Catch up FIFA Club World Cup」~2025.6.29 FIFA Club World Cup Round 16 パリ・サンジェルマン×インテル・マイアミ ハイライト

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前半のワンサイドで欧州王者が試合を決め切る

 欧州王者のパリがラウンド16で戦うのはインテル・マイアミ。放送席によるとリオネル・メッシにとってキャリア初めての古巣対決ということらしい。

 ボールを持つのはパリ。3-2-5気味のポゼッションからボールを動かしていく。インテル・マイアミはバックラインにはプレスをかけず、ボールを持たれることは許容する立ち上がりだ。

 パリの攻め筋となっていたのは左サイド。クワラツヘリア、ドゥエの仕掛けから侵入やファウルでチャンスを作っていく。このセットプレーからパリは先制。完全に浮いたファーサイドのネヴェスが先制点を決める。

 インテル・マイアミはなかなかボールを奪い返すきっかけを掴むことができないし、右サイドのアレンテ頼みのカウンターも難しいところがある。メッシ、スアレスにパスを繋ごうとしてもハイプレスで奪いにくるパリによって簡単に回収をされてしまう。

 基本的には引き続き落ち着いてポゼッションを敢行するパリ。管理されないCHから左右に散らしたサイドアタックで攻撃を仕掛けていく。そのハイプレスからボール奪取を決めたパリはネベスが今日2点目となるゴールを決める。

 以降もパリはゴールラッシュ。右サイドからのクロスから負傷交代でCBに急遽入ったアヴィレスのオウンゴールを誘発すると、後半追加タイムには同じく右サイドからの抜け出しで最後はハキミがゴール。前半のうちに試合を決める4点目を決める。インテル・マイアミは何もいいところがないままハーフタイムを迎えることとなった。

 後半、パリはマルキーニョスとファビアン・ルイスを下げてプレータイム管理モード。インテル・マイアミは最後の奇襲のチャンスと言わんばかりにハイプレスからのチャンスメイクを挑んでいく。実際、後半の立ち上がりはスアレスがパスワークの抜け出しから決定的なチャンスを迎えるなどらしい場面もあった。

 しかしながら、オープンな展開になればパワーを出せるのはパリの方。間延びした展開からスムーズに敵陣にボールを運んでいく。

 4点の差を縮めることができないまま時間が経過。問題なく逃げ切り勝利を決めたパリが次のラウンドへの進出を決めた。

ひとこと

 パリからボールを取り上げる手段がなかった。

試合結果

2025.6.29
FIFA Club World Cup
Round 16
パリ・サンジェルマン 4-0 インテル・マイアミ
メルセデス・ベンツ・スタジアム
【得点者】
PSG:6‘ 39′ ネベス, 44′ アヴィレス(OG), 45+3′ ハキミ
主審:ウィルトン・サンパイオ

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