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「Catch up J1 League」~2025.8.16 J1 第26節 清水エスパルス×横浜F・マリノス ハイライト

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脆さが目立つ清水を貫いた横浜FM

 一刻も早く降格圏から脱出したい横浜FM。昇格組の清水を迎えての一戦ではなんとか3ポイントを積み上げたいところだ。

 しかしながら、序盤にペースを握ったのは清水。バックラインはドリブルを積極活用して前進。中盤は横浜FMの積極的なプレスを逆手に取り、嶋本がターンを決めて相手のプレスを外す。

 トランジッションでは右サイドの松崎が躍動。早々に宮市に警告を出させるなど、清水がペースを握っていく。あらゆるセクションで優位を取った立ち上がりとなった。

 しかし、受けに回ると脆いのが清水。横浜FMは押し込み返すとセットプレーから前に残った角田がフリーでゴール。セットプレーの二次攻撃でやや流動的だった側面は確かにあるが、それを差しひいいてもそこで相手をフリーにしては点を決められてしまうなというようなぽっかり感だった。

 徐々に荒天の影響が出てきたことで序盤のようにボールをつなげなかった清水。ならばボールを強引に取りに行こうとすると、今度は中盤がぽっかり。縦パス2本で中央をあっさりと貫かれてしまい、横浜FMにさらにゴールを許してしまう。

 荒天の影響で少しずつトランジッション成分を増やしていく両チーム。互いに中盤は間延びし出してはいたが、攻略することもできず。横浜FMが2点のリードを奪ってハーフタイムを迎える。

 後半、清水は北川と乾を同時に投入。いきなりの勝負手で一気にリカバリーを狙っていく。前半よりは雨は小降りになった影響もあり、ポゼッションからショートパスで動かしていく清水。しかしながら、横浜FMの前線の馬力が局所で勝り、彼らの方がゴールに迫る形を作れていた。

 押し込みながらも決めきれない清水を尻目にカウンターから一気に突き抜ける形からチャンスを作る横浜FM。オープンな状態で守り切ることでなんとか踏ん張りを見せていた清水だが、最後は谷村の抜け出しからの一撃で決定的な3点目を失ってしまうことに。

 後半に躍動していた左サイドの山原から清水は1点を返したが、反撃はここまで。守備の脆さを見せた清水を横浜FMが仕留めて、残留に大きな3ポイントを手にした。

ひとこと

 清水、いくらなんでも受けに回った時の脆さがすぎる。

試合結果

2025.8.16
J1リーグ
第26節
清水エスパルス 1-3 横浜F・マリノス
IAIスタジアム日本平
【得点者】
清水:90′ 北川航也
横浜FM:16‘ 角田涼太朗, 29’ ディーン・デイビッド, 80′ 谷村海那
主審:上田益也

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