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「Catch up FIFA World Cup Qatar 2026 European qualifiers」~2025.10.14 アメリカ・メキシコ・カナダW杯 欧州予選 グループK 第8節 ラトビア×イングランド ハイライト

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モノトーンな5-4-1攻略の連続で予選突破

 残り3試合という状況で早くも予選突破に王手をかけているイングランド。この試合に勝利をすれば早々にW杯出場を決めることができるという状況だ。

 ホームでイングランドを待ち受けるラトビアは5-4-1で構える形。イングランドからすれば何度目の5-4-1との対峙だ?というところだろう。というわけでローブロック攻略はお手のもの。常連組であるアンダーソン→サカのバックドアから一気に背後をとるとケインが折り返しを押し込む。これは惜しくもオフサイドとなったが、こういうボールの動かし方からチャンスを作るのはこの予選ではもはやお馴染みの光景とも言える。

 引き続きWGを主体につっかけていくイングランド。縦に出ていく形でラトビアのSHがフォローに行きにくい方向からチャンスを作っていく。

 ショートパスでこうした状況を打開したいラトビアだが、一方的に押し込まれる展開を続けるためにイングランドは即時奪回で対応。陣地回復のチャンスを積極的に摘んでいく。

 押し込むイングランドはエンドライン側からの攻略をフリに先制点。カットインする方向に切り返したゴードンのゴールで試合を切り拓く。

 前半のうちに先制したイングランドは立て続けにゴール。右サイドのハイプレスから右サイドのユニットがボールを奪うと、そこからケインがファストブレイクで仕留めてリードを広げる。

 さらにはボールのないところでケインを引っ張ってしまったラトビアはPKを献上。前半終了までに3点のビハインドをラトビアは背負うこととなった。

 後半もすでにイングランドが本戦出場を決めたかのようなお祝いムード。ゆったりとした保持からテンポを作り、ラトビアに反撃の隙を与えない。

 引き続きサイドの裏からガンガン放り込んでいくイングランドはクロスがオウンゴールを誘発。後半早々に試合の完全決着に成功する。

 その後も多少の反撃は受けながらも試合は滞りなく進めたイングランド。86分にエゼがシュートを決めて試合はエピローグに。問題なく5-4-1ブロックを壊したイングランドはラトビアを下し、予選突破を決めた。

ひとこと

 イングランドはやるべきことをやっているだけだからどうしようもないけども、ワンパターンなローブロック攻略のお題ばかりで大変そう。

試合結果

2025.10.14
アメリカ・メキシコ・カナダW杯
欧州予選 グループK 第8節
ラトビア 0-5 イングランド
ダウガヴァ・スタディオン
【得点者】
ENG:26′ ゴードン, 44′ 45+4′(PK) ケイン, 58′ トシシェフス(OG), 86′ エゼ
主審:タソス・シディロプロス

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