MENU
アーカイブ
カテゴリー

「Catch up UEFA Champions League」~2025.11.5 UEFAチャンピオンズリーグ リーグフェーズ 第4節 クラブ・ブルッヘ×バルセロナ ハイライトレビュー~

目次

2回冷や汗をかいたバルセロナ

 ホームではモナコに勝利と好調のブルッヘ。アウェイではなかなか振るわない結果であることを踏まえるのであれば、バルセロナが相手とはいえ勝ち点は取っておきたいところだろう。

 ブルッヘのプランはマンツーマンのハイプレス。前から捕まえにくるプレスに対して、バルセロナはGKを挟みながら1列ずつ前進する形にトライする。

 しかし、ブルッヘはボールを引っ掛けたところから一気に反撃。右サイドのボルジェスから一気にカウンターに打って出ると、並行でサポートランを敢行したトレソルディがゴール。ハイラインというバルセロナの旗印を早々に壊してゴールを決める。

 だが、バルセロナもすぐに反撃。右サイドのロペスのランからマンツーの原則をくじくと、そこからトーレスがゴール。わずか2点で試合を振り出しに戻す。以降もこの前線のランは攻略のイメージとして定着。ラッシュフォードも背後のランを行うことで押し返しにいく。

 基本的には敵陣でのマンツーが主体だったブルッヘだったが、時間の経過とともに自軍側に陣を張った守備をすることも。特に警戒度が高かったヤマルにはマンツーではなく、ツォリスが下がって1on2で対抗することも。サイドが下がる分、中央も下がらざるを得なかったブルッヘは圧力を下げる時間帯に。

 それでも問題がなかったのはサイドから押し返す算段が立っているから。またしてもボルジェスのラインブレイクで再びブルッヘはスコア的に前に出る。以降もツォリスとボルジェスから殴り返していくブルッヘ。バルセロナも押し込んだ時には意外と崩しきれていなかったのは縦にスピード感を出した方が崩しやすいというパターンもありそうだった。

 後半、追いかけるバルセロナはポゼッションでボールを動かしながら。バルデの動きを前半以上に大きくすることでボルジェスの攻め上がりを牽制する。押し込んだところからの主役になったのはヤマル。ナロースペースをワンツーで切り裂いて試合をまたしてもフラットに。

 だが、ブルッヘはすぐにリードを取り戻す。三度ボルジェスのブレイクから試合を動かしたブルッヘはこの日3回目のリードを奪う。さらにはPKを奪取するなどバルセロナを追いつめる。だが、これはシミュレーションで取り消し。

 なんとかのぞみを繋いだバルセロナは右サイドからのヤマルのキックが跳ね返る形でゴールイン。こちらも三度追いつく。

 終盤には勝利を諦めないブルッヘのハイプレスからネットが揺らされるがこれはファウル判定でノーゴール。またしても冷や汗をかいたバルセロナが勝ち点1を持ち帰った。

ひとこと

 2回冷や汗をかいたバルセロナだった。

試合結果

2025.11.5
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ 第4節
クラブ・ブルッヘ 3-3 バルセロナ
ヤン・ブレイデルスタディオン
【得点者】
CFV:6‘ トレソルディ, 17‘ 63′ ボルジェス
BAR:8’ トーレス, 61′ ヤマル, 77′ ツォリス(OG)
主審:アンソニー・テイラー

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次