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「Catch up UEFA Champions League」~2025.11.4 UEFAチャンピオンズリーグ リーグフェーズ 第4節 トッテナム×コペンハーゲン ハイライトレビュー~

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強く感じるリーグの差

 前節はモナコ相手にヴィカーリオの活躍でなんとかドローを勝ち取ったトッテナム。ホームにコペンハーゲンを迎えた今節は必ず勝利を掴み取りたいところだろう。

 立ち上がりから感じたのは両チームのリーグ由来かと思われる強度の違い。3-2-5をキープしつつ、バックス3枚の顔ぶれやハーフスペースと大外の入れ替えを敢行していたトッテナム。非常にオーソドックスな形ではあるが、コペンハーゲンはこの変化に対して一歩ついていけていなかった感があった。

 相手の動きに対して誰がついていくか?というところに関しては明確だったので、準備不足だとは思わない。が、整理できていても一歩遅れてしまうあたりが冒頭のリーグの強度の差を感じるような展開となった。

 特にトッテナムは降りる選手の時間の作り方が見事。鈴木を始めとしてDFを背負うトッテナムの選手へのチェックは間に合っていなかった。

 先制点はややトランジッション側面の強いところから。シモンズ→ジョンソンの裏抜けにGKが誤って飛び出し。角度のあるところから無人のゴールに押し込む。

 コペンハーゲンは保持ではギャップを生み出すべくSHが降りるアクションを作っていくが、相手に潰されてしまう苦しい展開。こちらの局面でもリーグの強度差は感じるところである。

 以降もトランジッションを中心にチャンスはトッテナム。しかし、コロムアニが仕留められず、試合は1点のリードのままで止まることなった。

 後半頭のゴールもコペンハーゲンのGKのミスから。致命的となる2つ目の失点でさらに展開は苦しくなる。

 ジョンソンの退場という試合が変わる要素があったが、むしろこの退場でトッテナムはローブロックからカウンターという戦い方を整理。押し込まれる時間は増えたものの、カウンターを中心にチャンスを生み出し、結果的にはさらに2つの得点を重ねることとなった。

 試合はトッテナムのワンサイド。退場者すらものともしない内容でコペンハーゲンを完全に上回ったと言えるだろう。

ひとこと

 間に合うはずのスライドが間に合わなかったり、ずらしたはずのところを間に合わされたりとかは完全にリーグの強度の差のように見えた。

試合結果

2025.11.4
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ 第4節
トッテナム 4-0 コペンハーゲン
トッテナム・ホットスパー・スタジアム
【得点者】
TOT:19‘ ジョンソン, 51’ オドベール, 64‘ ファン・デ・フェン, 67’ パリーニャ
主審:エリック・ランブレヒト

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