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「Catch up UEFA Champions League」~2025.12.9 UEFAチャンピオンズリーグ リーグフェーズ 第6節 インテル×リバプール ハイライトレビュー~

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再び流れを変えるチャンスを掴む

 なかなか安定して状態が上向かないリバプール。インテルとのアウェイゲームという難易度の高い試合ではあるものの、勝ち切ることでしか雰囲気を高められないであろうという難しい状況に追い込まれている。

 リバプールは立ち上がりから積極的なプレッシングを披露。スライドしつつ前から捕まえることで試合のテンポを上げつつ高い位置から追い回していく。

 しかしながら、インテルは落ち着いてこれをいなしていく。3CB+WB+CHで後ろ重心の状況を作りながらプレスを回避。少しずつリバプールのプレスの意欲を削いでいく。

 インテルのプレスは中央を固めつつ深追いをしないスタンス。リバプールもなかなかインサイドに入り込めず、互いのペースはゆったりになっていく。リバプールとしてはもっとアップテンポな中でフィジカルバトルに持っていきたいはずだったのだろうが、インテルのペースに丸め込まれた格好だ。

 押し込む局面でもインテルは優勢。攻撃時に自由なポジションを取るエキティケは守備の基準が乱れる要因になっていたし、最終ラインに吸収されがちなグラフェンベルフによってマック=アリスターの周辺には誰もいない状態となっていた。

 なんとか保持の局面で押し返したリバプール。セットプレーからネットを揺らすが、これはハンド。ゴールは認められない。それでも右サイドに流れるFW陣が時間を作るところがリバプールの攻撃の生命線となっていた。

 後半、リバプールはハイプレスで追っていくところからスタート。ハイテンポなリズムに再びインテルを巻き込みにいく。インテルは前半と同じく、少しずつリズムを落としながら自分たちのテンポに試合をもどsていく。

 ポストでインサイドに起点を作り、そこからサイドの奥に進撃していくインテル。丁寧に押し込むところから試合を慎重に進めていく。リバプールは徐々に不用意なプレスを控えるようになり、きっちりとサイドに追い詰めるようにチェイシングをかけていく。

 ややインテル優勢で進んでいた試合だったかと思うが、バストーニのホールディングによってインテルは痛恨のPKを献上。このPKをショボスライが仕留めてリバプールがリードする。

 息の詰まる試合を制したのはリバプール。スロットがまたしてもチームが浮き上がるチャンスを掴む3ポイントを手にすることとなった。

ひとこと

 いうまでもなく大きな勝ち点3だった。

試合結果

2025.12.9
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ 第6節
インテル 0-1 リバプール
スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
【得点者】
LIV:88′(PK) ショボスライ
主審:フェリックス・ツバイヤー

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