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「Catch up UEFA Champions League」~2025.12.10 UEFAチャンピオンズリーグ リーグフェーズ 第6節 レバークーゼン×ニューカッスル ハイライトレビュー~

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負けパターンを回避する粘り強さ

 ニューカッスルはリトリートベースでの4-5-1でスタート。ホームのレバークーゼンは細かく繋ぎながら間を通していく。ここで通されてしまう感があるのが今季のニューカッスルの苦しいところである。

 押し込む機会を掴んだレバークーゼンはセットプレーから先制。ファーに構えるところのアンドリッヒがオウンゴールを誘発する。

 ニューカッスルは左右に動かしながらポゼッション。ショートパスで食いつかせてインサイドをあけるなどいつもよりも細かくボールを動かしていく。レバークーゼンが中央突破ならニューカッスルはサイドの突破力勝負。異なる切り口からチャンスを作りにいく。

 レバークーゼンはハイプレスに出ていくニューカッスルをひっくり返す形から進めていく。引き込んで背後を取っていくことを成功させていくことでさらに人を深めるというリズムを掴んでいく。中央をこじ開けてのシックの突破はあわやPK+退場というシーンでもあった。

 前半の終盤はニューカッスルの押し込み。レバークーゼンは受けながら耐えるという前節のシティ戦の教訓を生かすようにブロックを組み続けていく。試合はレバークーゼンのリードでハーフタイムを迎える。

 後半、ニューカッスルはハイプレスからのスタート。徐々に引っ掛けてショートカウンターのチャンスが出てくるなどいい感覚。そしてフレッケンを捕まえたところでPKを獲得。このPKをゴードンが仕留めて同点に追いつく。

 保持でもインサイドの縦関係を作って中央に入り込んでいくニューカッスル。マイリーが高い位置を取るなどさらなる得点の可能性を高める。そのマイリーが勝ち越し。クロスから追加点を決める。

 追いかけるレバークーゼンはハイプレスの勢いを増していくところからニューカッスルを徐々に追い詰める。すると、会心の中央突破からこじ開けに成功。88分にグリマルドのゴールを生み出す。

 終盤にゴール合戦となった試合はドロー決着。勝ち点1を分け合う結果となった。

ひとこと

 レバークーゼン、負けパターンかと思いきや最後に粘りを見せて勝ち点をもぎ取る強さを見せた。

試合結果

2025.12.10
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ 第6節
レバークーゼン 2-2 ニューカッスル
バイ・アレナ
【得点者】
LEV:13‘ ギマランイス(OG), 88′ グリマルド
NEW:51’(PK) ゴードン, 74′ マイリー
主審:セルダル・ゴズヴュク

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