
先制点からラッシュに移行
序盤はかなりバタバタっとしたスタート。互いに高い位置から相手を捕まえられるかを模索する形での立ち上がりとなる。
カイラトは前線にボールを当てて収めるところから攻撃を構築。エジミウソンにボールを預けながら2列目がボールを拾いつつ敵陣に進んでいく。このボールが収まるかが完全にカイラトの生命線。浮き玉を体を当てられながら完全に収めることは難しそうであったが、グラウンダーであればなんとか収まるかなというのがエジミウソンの前線の起点としての評価と言えるだろう。
オリンピアコスはロングボールで前がかりなカイラトの中盤の背後を使っていく。エル・カービの決定機を生み出すなど、セカンド回収からのオリンピアコスの攻撃構築はスムーズだったと言えるだろう。さらにショートパスからの左右のサイドから丁寧にポケットを突撃するなどカイラトの対応を後手に回していく。
カイラトはなかなか前線にプレスを仕掛けにスイッチを入れることができる選手がおらず。ハーフスペースの突撃に対して苦しむことが多く、バックラインは背走させられてしまう。
後半も押し込む機会を掴んでいったのはオリンピアコス。エル・カービの裏抜けから縦に速い攻撃からもアクセントを作っていく。
カイラトもトランジッションからのムリンスキのクロスなど、奪ったらすぐに縦にボールを入れることでボールをなんとか前に収める形を作る。受ける側のエジミウソンもサイドに流れながらボールを受けるなど、ボールを受けるための工夫を見せる。ポストからの右サイドの裏抜けを作り出すなど、前半以上にエジミウソンのポストには可能性があった。
だが、先制点を奪ったのはオリンピアコス。ムザキディスのカットから交代で入ったタレミがボールをつなぐと、ここからマルティンスがゴールをゲット。速攻からのゴールで試合を動かす。
このゴールをきっかけにオリンピアコスはラッシュ。タレミとエル・カービの決定機が立て続けに。ファストブレイクからハーフスペースの裏抜けの動きをつけることで一気に主導権。交代選手を軸に試合の流れを掴んでいく。
均衡した試合の中で終盤で力を見せたオリンピアコス。見事なゴールで終盤の主導権を奪い取った。
ひとこと
先制点以降のラッシュが見事なオリンピアコスだった。
試合結果
2025.12.9
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ 第6節
カイラト 0-1 オリンピアコス
オルタリク・スタジアム
【得点者】
OLY:73′ マルティンス
主審:ファン・マルティネス・ムヌエラ
