MENU
アーカイブ
カテゴリー

「Catch up Premier League」~2025.11.24 プレミアリーグ 第12節 マンチェスター・ユナイテッド×エバートン ハイライト

目次

10人で鬼門攻略を達成

 モイーズにとっては鬼門であり苦い思い出のあるオールド・トラフォード。復調気配と落胆を繰り返しているシーズンとなっているユナイテッドとの一戦でいい思い出をこのスタジアムで作ることができるかというマンデーナイトのゲームだ。

 序盤からマンツー気味のハイプレスで飛ばしていくエバートン。しかし、降りていくディアロやエンベウモの反転から加速を許すなどあまり展開はハマっていない感。

 ユナイテッドは前からのプレスで中盤に厳しくマークにいくなど非保持でも悪くない立ち上がり。エバートンはゲイェのワンツーから中盤のマークを少しずつ剥がしていく形で対応する。

 ややユナイテッドが優勢だった試合はワンプレーで激変。エンベウモのファストブレイクからの対応を巡り、キーンとゲイェが激突。攻守に多少のミスはあった場面だが、味方をぶん殴るほど?と思うようなシーンでゲイェが激昂。レアな味方同士の争いで退場者を出す。

 この退場でエバートンは4-4-1にシフト。SHがサイドの守備に重めのフォローをすることで対応。必然的にユナイテッドは一方的なポゼッションに。左右にボールを揺さぶりながら、スペースの空いているところを狙いながら前進していく。

 しかしながら、エバートンも10人ながら抵抗。エンジアイを軸としたファストブレイクだけでなく、左右に動くバリーをポストプレーで活用し、テンポを落とすことできっちりと時間を作っていく。

 前からのプレスに出ていけないユナイテッドを尻目にエバートンは先制。マークがあいまいになったガーナーから縦パスを受けたデューズバリー=ホールがゴールを決める。

 非保持でも手ごたえ十分のエバートン。スライドとプレスバックからサイドを封鎖し、マイナスのパスに対してはきっちりとラインを上げて抵抗する形を見せていく。

 ブルーノの抜け出しなど3-2-5のフレームから外れる枠組みからもチャンスを作りに行くユナイテッドだが、エバートンの対応は冷静。ライン間のディアロも理不尽さを発揮するまでには至らない。エンベウモはフラストレーションをためる展開となってしまった。

 後半、ユナイテッドはワイドにディアロをスライドさせてマウントを投入。幅を使った攻撃を進め、WB→WBのクロスでチャンスを作っていく。押し下げたところからのミドルシュートも含めて、ユナイテッドは多様な攻撃を展開。エバートンは前半のような陣地回復ができなくなってしまい、押し込まれる状況が続いてしまうこととなる。

 だが、もう一歩の詰めるところの形を作ることができないユナイテッド。雑な形が目立ってしまい、エバートンに自陣までの陣地回復の形を許してしまうこととなってしまう。

 終盤は再びゴールに迫るユナイテッドだがピックフォードはファインセーブを連発。終盤は水際で踏ん張ることに成功したエバートンが10人のままでオールド・トラフォード制圧を達成した。

ひとこと

 ゲイェのせいで突然の10人ブロック崩しチャレンジで課題をあぶりだされるユナイテッド。若干とばっちり感がある。

試合結果

2025.11.24
プレミアリーグ 第12節
マンチェスター・ユナイテッド 0-1 エバートン
オールド・トラフォード
【得点者】
EVE:29′ デューズバリー=ホール
主審:トニー・ハリントン

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次