
思ったよりも出なかった差
序盤から苦戦が続きここまで未勝利のウルブス。前節のアンフィールドではすでにプレミアでの開幕からの未勝利記録を更新。この試合に勝てなければ2025年内での今季初勝利は叶わないものとなる。
序盤からボールを持つのはユナイテッド。この試合のユナイテッドは4-4-2か5-4-1か判別が難しいところ。基本的には5-4-1ベースで動いていたということでいいだろう。ポゼッション時はダロトを片上げする3-2-5が基本形となった。
噛み合うようなポジション繰りになったが、チャンスを作っていたのは左サイドで起点となったクーニャ。彼以外にもトップのシェシュコが左に流れるなど、ウルブスのこのエリアは狙い目に。ユナイテッドは一方的なポゼッションから押し込むとセットプレーからチャンスを作っていく。
手応えがあった左サイドでは徐々にショーがSBのように振る舞うなどチャンスを作っていく。押し込むフェーズをさらに強化するユナイテッドは34分に先制点。ザークツィーが強引なシュートを放つとこれが跳ね返ってゴールを生み出す。
ウルブスはアロコダレへの長いボールで陣地回復をするスタート。ただ、意外とウルブスはボールを持つターンになれば時間をかけてユナイテッドを押し込みながらチャンスを作っていくことも。時間帯次第ではポゼッションで優位を取る時間もあったと言えるだろう。
こういう機会を招いたのはユナイテッドの守備陣の寄せの甘さが一因だろう。チェックが甘くなってしまったことで押し込まれるようなフェーズに追い込まれてしまう。
ヒチャンのサイドフローから左サイドで布陣のギャップを作ったウルブスはサイドからクロスでボックス内を襲撃。決定機とも言えるチャンスを重ねていくと、前半終了間際にセットプレーからクレイチーがゴール。前半終了間際に同点に追いつく。
後半、ユナイテッドはポゼッションから巻き返しを敢行。サイドで深さを取ることで敵陣いに押し込んでいくところからのスタートに。ショウはSBロールに専念し、引き続き左サイドでは人数をかけた崩しを行っていく。
一方のウルブスもセットプレー由来からチャンス。直前にバックパスから決定機を献上してしまったモスケラは敵陣のゴールもあわやというシュートを放ってみせた。
終盤は押し込むユナイテッド。ドルグが前節に続きネットを揺らすが、これはオフサイド。2試合連続のヒーローになり損ねたところで試合はタイムアップ。ユナイテッドは最下位のウルブスに痛恨のドローを喫した。
ひとこと
ユナイテッド優勢の試合ではあったが、思ったほど両チームに差はなかったかなという感じ。モリニューでの対戦時ほどウルブスが失点後に大崩れしなかった。
試合結果
2025.12.30
プレミアリーグ 第19節
マンチェスター・ユナイテッド 1-1 ウォルバーハンプトン
オールド・トラフォード
【得点者】
Man Utd:27′ ザークツィー
WOL:45′ クレイチー
主審:トーマス・ブラモール
