
攻勢を仕上げた若武者ストライカー
マンデーナイト開催となったのはブライトン×ボーンマス。ボーンマスにとってはセメンヨに別れを告げてから初めてのリーグ戦ということになる。
この日のボーンマスの特徴は守備で割と明確に受ける姿勢を見せたこと。特にSHがポジションを下げるタイミングが早く、前から捕まえに行くのではなく相手のSBにあわせてリトリートするようなシーンが多かった。クックが攻め上がりに対して最終ラインに吸収されるケースもあった。
プレッシャーのかかっていないブライトンはファン・ヘッケのロングボールから前進。時にはCHがサリーし、3バックになる形からフリーマンを作りながらチャンスを探る。クックが最終ラインに落ちることでブライトンは中盤に空いたスペースに縦パスを差しこむことができるように。このあたりの枚数調整や組み立てはグロスがいる分、安定感が出てきた感があった。
15分経ったあたりからカウンターを打つボーンマス。このカウンターをきっかけに一気にボール保持はボーンマスにシフト。左右に振って縦のパスコースを開けては前に充てて押し込む形の繰り返しから敵陣に入っていく。ブライトンは高い位置からのプレスがなかなか成立しない状況だ。
展開を引き戻したボーンマスはタヴァニアのファストブレイクから得点機を確保。絶妙な強度のパスをアドリにつけたことでフェルブルッヘンからPKを奪取。OFRでの微妙な判定となったが、結果的にはペナルティが提示され、タヴァニアがこのゴールを決めた。
ブライトンは直後から反撃ムード。セットプレーからのヒンシェルウッドなど押し込みながらチャンスを作る。ボーンマスはファストブレイクから追加点を狙うが、優勢なのはブライトン。何とかボーンマスはリードをキープすることでハーフタイムを迎える。
後半、ブライトンはボーンマスのプレスを引き寄せるところからスタート。中盤にスペースを作りながら、縦パスを差し込むところを作っていく。
ボーンマスは右サイドからヒメネスのキャリーで反撃。攻撃で存在感を見せたヒメネスは守備でも三笘とバチバチ。非常に見ごたえのある1on1から敵陣へと迫っていく。
攻勢を強めたいブライトンは左右のWGから攻め筋を作っていく。ミンテと三笘の1on1とそれに伴うセットプレーからのチャンスでゴールを狙っていく。
試合を動かしたのは後半追加タイム。交代で入ったコストゥラスの豪快なオーバーヘッドでブライトンは同点に追いつく。攻め続けるフェーズを完結させた若武者により、ブライトンが勝ち点1をもぎ取った。
ひとこと
ボーンマス、やはり後半になるとやや馬力は寂しい感じ。前半のアプローチを見る限り、セメンヨ不在をより静的に乗り切ろうとしているのかもしれない。
試合結果
2026.1.19
プレミアリーグ 第22節
ブライトン 1-1 ボーンマス
アメリカン・エキスプレス・コミュニティ・スタジアム
【得点者】
BHA:90+1‘ コストゥラス
BOU:32′(PK) タヴァニア
主審:ポール・ティアニー
