
コンスタントに生み出したリードで逃げ切り
アーセナル時代から鉄人と名高いジャカがこの日は欠場。今季全試合出場の司令塔を欠いてロンドン・スタジアムに乗り込むこととなる。
高い位置から出ていくのはサンダーランド。しかし、ロングボールとソーチェクのサリーでウェストハムが展開を落ち着かせることに成功。サンダーランドのプレスラインを下げ察せるとサイドを抉るところからクロスで先制。飛び込んだサマーフィルがゴールを決める。
追いかける展開となったサンダーランド。ジャカがいないということでいつものジャカの役割をサディク、サディクの役割をル・フェが行っていくことに。
ジャカがいない影響は個人的には序盤から大きかったように思える。対角の長いレンジが通らないことで大きな展開がなくなるし、ハーフスペース裏にグラウンダーで通すパスがなくなることによって、奥をえぐるアクションが出てこなくなる。
頼みの綱となったのはセットプレー。ロングスローを含めてボックス内でDF陣の高さを生かすアプローチは効果的だった。
地道な押し返しを探っていくサンダーランドに対して、ウェストハムはまたしてもサイドの突破から追加点。スカールズの突破からサンダーランドにとってはシビアなPK判定が下され、このPKをボーウェンが決めてリードを広げる。
追加点で試合を完全に掌握したウェストハム。サンダーランドの不安定な組み立てに漬け込みながら、ミドルゾーンからのカウンターでスピードアップ。サンダーランドの守備陣に次々と警告を出させていく。特にヘイニウドのところは退場のリスクを感じるシーンも見られた。
前半のトドメということで43分にはフェルナンデスがゴール。勢いに乗ったチームらしい思い切りのあるミドルでリードを3点に広げてハーフタイムを迎える。
サンダーランドは3枚交代を敢行。だが、大きな流れの変化は見えず。両チームともまったりとした時間を過ごす。
ともにチャンスが少ない展開の中で試合を動かしたのはサンダーランド。右サイドからのクロスをブロビーが仕留めて2点差に。ウェストハムは左サイドのユニットがイタズラに深追いをしすぎていた感があり、ちょっとはしゃぎすぎた失点のように見受けられた。
失点のカラー的には試合が一変してもおかしくはなかったが、サンダーランドが起こすことができたハレーションはわずかなもの。終盤は再び押し込んだウェストハムの方がサンダーランドのゴールに向かうことができた。
3点のリードは45分の逃げ切りに十分。ウェストハムはここに来て大きな連勝を果たした。
ひとこと
ジャカの喧嘩はなんだったんだろう。あとで詳細が出てくるだろうか。
試合結果
2026.1.24
プレミアリーグ 第23節
ウェストハム 3-1 サンダーランド
ロンドン・スタジアム
【得点者】
WHU:14′ サマーフィル, 28′(PK) ボーウェン, 43′ フェルナンデス
SUN:66′ ブロビー
主審:トーマス・ブラモール
