
粘りを振り切り無失点で4試合ぶりの勝利
ここに来て手痛い公式戦連敗を喰らったシティ。ウルブス戦でのメンバーの入れ替えはいろんなものが込められているメッセージのようにも思える。
序盤からボールを持つのはシティ。中央に立つチェルキは中盤に加わり、マルムシュとセメンヨはペナ幅くらいの位置に立つ。ラインダースもライン間に入ることが多かったため、中央はかなり人が多く、細かなパス交換から奥行きを作って狭いまま攻め切ろうという意識が見えた。
マルムシュの動き出しは特にそういう感じ。縦に深さをとりながらポストで組み立てにも関わることができる。この部分は直近のハーランドとは少し違う質のプレーである。
先制点はこの狭い形からではなく、幅を使うところから。ヌネスからのシンプルなクロスに足を伸ばしたマルムシュがゴール。モスケラは前に入られてしまった。
ウルブスはロングボールからの一発での陣地回復は難しいものの、ショートパスからのプレス回避には可能性を感じさせる。中盤の段差を使うところからフリーマンを作り、そこから背後を使うまでは出ていくことができていた。
しかしながら、基本的にはシティの保持で主導権は動かず。リードを得ていることもあり、ゆったりとしたポゼッションからインサイドへの奥行き作りを敢行していく。ウルブスはモスケラのハンドはお目溢しを受けることができたものの、前半終了間際に失点。中央で丁寧に作った段差から最後はセメンヨがゴールを決めてリードを広げる。
後半、2枚の交代選手を投入したウルブスだが流れは変わらず。シティのポゼッションから試合は落ち着いた入りを見せる。
少し流れが変わったのは55分くらいから。高い位置からでのアンドレのボール奪取からのショートカウンターから波状攻撃を仕掛けていく。低い位置からの組み立てでもシティのハイプレスを回避するなど、中盤で優位に立っていく。WBがなかなか仕上げられなかったのが痛恨。ロドリゴ・ゴメスのプレーが悪かったわけではないが、前節のディアロを見てしまうと物足りなさはある。
だが、そのアンドレが警告を受けると再びトーンダウン。シティは保持からもう一度テンポを作り直す。ハーランドとドクを入れて幅を取ることで試合を落ち着かせにいく。
正直なところ、想定よりはウルブスにひっくり返されてしまっていたなという感じではあったが、それでもシティはなんとか踏ん張りながら無失点をキープ。粘るウルブスを振り切り、久しぶりの勝利を手にした。
ひとこと
ウルブス、粘りは見せたが勝ち点はついてこなかった。
試合結果
2026.1.24
プレミアリーグ 第23節
マンチェスター・シティ 2-0 ウォルバーハンプトン
エティハド・スタジアム
【得点者】
Man City:
主審:ファライ・ハラム
