
3枚交代のパワー注入で逆転勝利
CLではナポリの地でミッションコンプリート。おそらく5位までということになりそうなプレミアでのCL出場権確保に向けて国内での戦いにフォーカスすることができる。
しかし、連勝中のウェストハムも逆転残留に向けて好調。高い位置に出ていくことでチェルシーのパスをカットしながらカウンター。チェルシーもこの縦に早い展開に乗っかることで攻め込む機会を逆に手にする。
サイドを抉り、セットプレーを含めてのチャンスを先に得ていた感があったのはチェルシー。だが、先行したのはウェストハム。右サイドからのボーウェンのクロス性のシュートがそのまま入り、7分にリードを奪う。
このシュート以降もウェストハムは右サイドから侵攻。チェルシーの左のユニットは連携が無茶苦茶でハーフスペースへの侵入に完全に後手に。攻撃においては左サイドの可変から動かしていきたいところではあるが、そこもウェストハムに無理なく受け渡されてしまう。
セットプレーまで持っていくことができれば、バタバタさせることができる。だが、ボールを運ぶところが安定せず、失うとウェストハムにカウンターに出ていかれてしまう。
右サイドからの破壊は安定しており、ワン=ビサカのポケット襲撃からサマーフィルが追加点。リードを広げたところでハーフタイムを迎える。
前半に負傷交代で1回すでに交代枠を使っているにも関わらず、ロシニアーはハーフタイムに3枚の交代を決断。ウェストハムは後半頭から中央を細かいパスワークで繋いでのシュートに持っていくなど、それなりの勢いを見せることはできていたが、チェルシーとしてはきっちりと体の当て合いから逃げない選手が交代で増えたことできっちりとウェストハムと組み合うことができていた。
ペースをほんのり取り戻したチェルシーは交代選手のクオリティから反撃。右サイドを持ち上がったフォファナから上がったクロスをジョアン・ペドロが押し込んで1点差に。素晴らしいクロスと持ち上がりを見せたフォファナと難しい体勢からシュートを枠に押し込んだジョアン・ペドロのクオリティが冴え渡るシーンだった。
このゴールで勢いに乗ったチェルシーは敵陣に一方的に押し込む展開に。スローインのリスタートも素早くとにかくウェストハムに息をつかせないことを優先する。ウェストハムは66分に早くも5バック移行。かなり腹の決まった決断をしたという印象だ。
ややテンポを落ち着かせることに成功したかと思われたウェストハムだが、結果的には引いて受ける決断の咎を受けることに。ファーサイドからクロスを押し込んでいくと、最後はククレジャがゴール。ウェストハムが後ろを重たくするのであればここは踏ん張りたかったところだろう。
こうなるともう試合はチェルシーペース。右サイドのポケットを取ってからの折り返しというサマーフィルのゴールの意趣返しでエンソが逆転ゴールを決める。
5バックにしてから唯一のウェストハムの見せ場と言っていい大乱闘で幕を閉じたこの試合。トディボのご乱心で次節まで影響が及ぶ敗戦を喫することとなったウェストハムだった。
ひとこと
3人交代効果覿面。監督自身も認めるように戦術よりもクオリティという感じの交代だった。
試合結果
2026.1.31
プレミアリーグ 第24節
チェルシー 3-2 ウェストハム
スタンフォード・ブリッジ
【得点者】
CHE:57′ ペドロ, 70′ ククレジャ, 90+2′ エンソ・フェルナンデス
WHU:7‘ ボーウェン, 36′ サマーフィル
主審:アンソニー・テイラー
