
悪夢の40分台
前節はM23ダービーでブライトンを撃破。久々の勝ち点3を手にしたクリスタル・パレス。バーンリーとの試合を制して、一気に降格圏との差をつけたいところだろう。
試合はパレスがショートパスで動かしながらのスタート。バーンリーは構えて前からのプレスに来ないので、ゆったりとボールを動かしていく時間が流れる。噛み合わせるフォーメーションを採用したバーンリーだったが、前から捕まえにいくような形を意識するというよりは後ろにきっちりと人を余らせる形を作っていた。
一方のパレスも非保持に回れば中盤に構える形。ボールを持つことができたバーンリーはローランを押し上げて右サイドからずらすアクションを作っていく。
だが、ブロック崩しに関して先手を取ったのはパレス。中盤で浮いたウォートンからの縦パスを受けたのはホームでの初先発となったストランド=ラーセン。自己紹介と言うべき、滑らかな抜け出しからゴールを生み出す。
浮いたウォートンは引き続き保持からチャンスを作り出す。一方的な保持でリズムを掴んだパレスが次に崩したのは右サイド。高い位置に出て行ったレルマからのクロスを再びストランド=ラーセンが押し込んでリードを広げる。
勝ちパターンかと思われたパレスが地獄を見たのが40分台。バーンリーはパレスを押し込んでいくと、ハンニバルとエドワーズのコンビネーションから大きな展開を作り出しつつフィニッシュまで。反撃の狼煙を上げると、ここからリズムのいいポゼッションから一気にパレスを飲み込んでいく。
パレスはいい形で受けられないとポゼッションも不安定に。中盤でボールをカットしたバーンリーはトランジッションからアンソニーがゴールを決めて追いつく。
さらにはセットプレーでバーンリーは前半のうちに逆転。ハンフリーズのゴールでセルハースト・パークを沈黙に追い込む。
後半はポゼッションで押し込んでいくパレスだが、バーンリーの跳ね返しは安定。流石にバーンリーのカウンターは少人数だったため、怖さは少なかったが、大人数でサイドに追い込みながら一斉にすれ違われるなど、変な対応もあった。
それでも横断しながら決定機を作るパレス。鎌田が迎えた決定機を仕留められなかったのは痛恨。不可解だったのはこのチャンスメイクの主役というべきムニョスをあっさり交代に踏み切ったこと。負傷であるならば仕方ないが、アウトサイドに広げるアクションが抜群に効いていただけに代えてしまう判断はよくわからなかった。
案の定、横の揺さぶりを効かせることができなくなったパレスはそのままバーンリーに逃げ切りを許すことに。痛恨すぎる逆転負けでブーストをかける機会を失った。
ひとこと
色々とあまりにも勿体なさ過ぎる負け方だった。
試合結果
2026.2.11
プレミアリーグ 第26節
クリスタル・パレス 2-3 バーンリー
セルハースト・パーク
【得点者】
CRY:17′ 33′ ストランド=ラーセン
BUR:40′ ハンニバル, 44′ アンソニー, 45+3′ レルマ(OG)
主審:ファライ・ハラム
