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「Catch up J1 League」~2026.2.21 J1百年構想リーグ 第3節 鹿島アントラーズ×柏レイソル ハイライト

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落ち着きを見せた王者の完勝

 昨年のリーグ優勝を最後の最後まで争った両チームによる一戦。柏からすれば悪い流れを一気に変えたいところだろう。

 まずは鹿島の保持からスタートした立ち上がり。早川を絡めたボール回しは柏がどのようにプレスに来るのかを様子見しているかのようなスタンスだったし、どこからプレスをかけようか睨んでいる柏側にもまた様子見のスタンスを読み取ることができた。

 鹿島は例年に比べれば後方で手数をかけてのビルドアップが多め。左サイド、溝口付近を中心とした旋回からフリーマンを作っていく。フリーで縦パスを刺すことができる選手を作ったら、インサイドの鈴木に長いボールを入れていく。柏は積極的にチェックにいくが、ファウルを犯してしまうことも多く、縦パスをチェックしきれなかった。

 非保持では鹿島は積極策。柏と比べてもGKまで追い回す頻度は多く、より強い圧力でプレスに向かっていく。柏は大きな展開から相手を左右に揺さぶり、斜めにパスを入れての前進。サイドでのワンツーをベースに相手のハイプレスを利用しての前進ができるように。

 アタッキングサードでも崩しに安定感があった柏。とりわけ、右に流れてエウベルの背後に侵入する小泉を鹿島はどうするかの整理がついていなかった様子。ここからボックス内の細谷に放り込むプレーから先制点のチャンスを得た柏。突撃した山之内がPKを獲得したが、細谷のキックは正面。駆け引きが必要なコース選択の割にはあまりにも素直なシュートだった。

 逆に鹿島は直後に先制。セットプレーからファーの鈴木→セアラ。キッカーの樋口も含めて綺麗に描いた設計図をクラックたちで落とし込んだようなゴール。ただ、柏はファーサイドの鈴木に対するチェックにあまりにも無頓着。もはやこうなると得点が入るかどうかは相手次第というところだろう。

 得点から試合を支配的に運んだ鹿島。直線的なロングボールを活用した前進により追加点が色濃く見える残り時間となった。

 両サイドの選手を入れ替えた後半の柏。彼らを生かそうと左右に散らしながらWBを生かした形からチャンスを作る。前半同様のエウベルの背後は活用できそうではあった。

 鹿島はカウンターにフォーカスして受けに回ると、前進の機会から得たセットプレーで追加点。ニアに入り込んだ植田がほぼフリーでゴール。ストーン役の細谷をどかした溝口によって空いたコースにうまく飛び込んだ。

 失点以降も左右のサイドからつっつくアクションを続ける柏。馬場が高い位置で素晴らしいボディコントロールで受けるなど収穫はありはした。だが、サイドを打開してのゴールはなかなか遠い。鹿島は保持に回るとパス交換から試合をコントロール。終盤に強い柏に一方的に攻める機会を与えない。

 狭いスペースを横断したところから小見は決定機を迎えたが、このシュートはGKの正面に。その後に山内のシュートも正面を突くなど早川を慌てさせるフィニッシュを打つことができない。

ひとこと

 鹿島、去年より保持が安定していて強くなっているように見えた。

試合結果

2026.2.21
J1百年構想リーグ
第3節
鹿島アントラーズ 2-0 柏レイソル
メルカリスタジアム
【得点者】
鹿島:36′ レオ・セアラ, 52′ 植田直通
主審:木村博之

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