
展開は変われどスコアは変わらず
ともに強度がガッチリしているチーム同士の試合。連戦となるミッドウィークで持ち味を発揮できる状態なのかは注目される一戦だ。
序盤はバタバタとした入り。両チームともロングボールベースで落ち着かない展開が続く。ボールが落ち着くと、支配的に振る舞うことができたのはボーンマス。ハイプレスから相手のバックラインを追い回し、ボールを蹴り出すとチアゴなど前線の起点になる選手を咎めてラインを高くキープする。ブレントフォードは前を向く選手を作れず、前進がままならなかった。
ただ、押し込むことができるからそのまま攻撃を効果的に重ねていけているかは別問題。ボックス内はなかなかタイトでなかなかアタッカーが入り込むことができなかった。
ブレントフォードは20分過ぎから少しずつ押し返すが、主導権が動いたというよりはどこでプレーするかが変わっただけ。主導権はどちらのものにもならず、停滞した展開が続くことに。
やや流れが変わったのは前半の終盤。再び押し返したボーンマスがほんのり攻撃の手応えを掴む。まずはドリブルやエヴァニウソンの縦関係を生かしたクリスティ。中央のスペースに切り込みながらシュートに向かう。
ワイドではWGが躍動。1on1を制することができるライアンとオフザボールで抜け出すタヴァニアの両翼から少しずつボックス内に迫っていく。しかしながら、ゴールをこじ開けることはできず。試合はスコアレスでハーフタイムを迎える。
後半も再び主導権の綱引きからスタート。ボーンマスが攻め込みながらブレントフォードが跳ね返す展開が中心となる立ち上がりとなった。
トランジッションでゴールに迫ったのはボーンマス。ヒメネス→タヴァニアへのキラーパスや、エヴァニウソンのタメに飛び込むスコットなど後半も相対的にチャンスが多い展開に持ち込んでいく。
展開は終盤になるにかけて少しずつオープンに。引く位置での保持が乱れることで互いにカウンターを打つことができる展開を迎えることに。
終盤戦のブレントフォードはファーサイドへのクロスの連打からチャンスメイクに挑むがこじ開けることはできず。ボーンマスは終盤戦に再び右サイドからの攻め手で優位に立つがネットを揺らすことはできず。試合はスコアレスドローで幕を閉じた。
ひとこと
ボーンマスの方が優位だったのは思うが、全体的に決め手に欠けていた試合だった。
試合結果
2026.3.3
プレミアリーグ 第29節
ボーンマス 0-0 ブレントフォード
ヴァイタリティ・スタジアム
主審:クレイグ・ポーソン
