
前線のクオリティで順当な勝ち上がり
リーズ戦ではややブレーキがかかってしまう引き分けを喫してしまったチェルシー。リカバリーをするために立ち向かうFA杯はハル・シティとのアウェイゲーム。ロシニアーにとっては選手時代の古巣への帰還となる。
ハルはきっちりチェルシー対策を組んできたように見えた。基本的には夫人は5-2-3。3トップはナローに立ち、シャドーがインサイドに絞っていく。SBにプレスをかける役割もシャドーが担っており、基本的に5バックは自陣にステイ。気持ち左のジャイルズの方が高い位置を取っていたかもしれないが、シャドーがスライドできる限りはやるという方針だった。
後方のユニットでフリーマンを作ることが目的となるチェルシー。カイセドが浮いたところから前を向くと、そこから前線が一気に抜け出すシーンを作る。チャンスメイクはできていたが、個人的にはもう少し右サイドのユニットから揺さぶりをかけられそうなチェルシーだった。
抜け出したエステヴァンはチャンスを迎えるが、GKを外したところからシュートを打ち込むことはできず。少し切り口は違うが、ハイプレスからGKのボールを奪ったデラップもチャンスを活かせないなど、この試合はあまり決定機を活かせない前半となった。
ハルはボールを持つ側になると4バックにシフト。ショートパスからの組み立てで相手のギャップを探っていく。サイドは枚数をかけた可変が軸でローテをしつつ、ボックス内は高いボールを入れていく。
しかしながら、前半に先制点を決めたのはチェルシー。ネトがミドルで強引に道を切り拓き、リードでハーフタイムを迎える。
後半はチェルシーの独壇場。保持から押し込んでいくとCKからのキックをネトが直接押し込むことに成功。このシーン以外にもセットプレーにおけるハルの対応はかなりお粗末であり、プレミアレベルのクオリティを見せつけられることとなった。
リードを広げたチェルシーはかなり悠々と試合を運ぶことができるように。抜け出しからエステヴァンが3点目を決めると、ネトは71分にハットトリックを達成。エステヴァンとデラップを壁に見事にインサイドに入っていった。
上々4得点でアウェイの地を征服。最後はハルがゴールに迫るもシャットアウト。チェルシーが危なげない勝利で5回戦進出を決めた。
ひとこと
前線のクオリティで差を見せて問題なく勝ち上がったなという印象だ。
試合結果
2026.2.13
FA Cup
4回戦
ハル・シティ 0-4 チェルシー
MKMスタジアム
【得点者】
CHE:40‘ 51‘ 71’ ネト, 59‘ エステヴァン
主審:ファライ・ハラム
