
主軸不在でも機能した得点パターン
1st legではスコアレスドローとなったこのカード。決着は野津田に持ち込まれることに。2nd legの勝者がこのラウンドを突破することになる。
1st leg同様、ボールを持ちながら試合をコントロールするのはアウェイの江原。町田がプレスに来ないバックラインからボールを動かしていく。
攻撃の肝になったのは左サイド。CBのギヒョクからのキャリーや、そこからのワンツーでサイドの深い位置まで侵入する。
一方の町田はこの試合でもトランジッションから左サイドで進撃。しかしながら10分で相馬が負傷。左サイドから縦に進んでいくためのキーマンを失ってしまう。
それでも根性を見せた町田。相馬不在でも左サイドから上げ切ったクロスが先制点につながる。右サイドに飛び込んだ中村が先制点を手にした。
追いかける立場となった江原は前半のうちに2枚交代とフォーメーション変更を実施。4バックにシフトし、前線に人数をかける形からチャンスを作りにいく。
しかしながら攻めきれない展開が続く江原。前半は町田がリードをキープしたままハーフタイムを迎える。
後半も展開は前半と同様。一方的に江原がボールを持つ中で保持の主導権を握っていく。CFには1st legでもジョーカーだったハライハルが早くも登場。ポストからテウォンのシュートを呼び込むが、これは谷がファインセーブ。この試合一番と言ってもいいピンチを見事に凌ぐ。
町田は左サイドから勝負をかけていく展開ではあるが、基本的には防戦一方。同じく左サイドからの攻め筋に手応えがある江原に対して、後半はほとんど押し返すことができない展開となってしまう。
それでも最後のところで踏ん張ることができていたのが町田。空中戦で江原の単調なクロスを跳ね返し、ホームでも堅守を披露する。
とにかく自陣での空中戦を頼りに逃げ切りに成功した町田。最後のハンドもOFRを免れた町田はホームで勝利。クラブ史上初のACLでベスト8に進出し、中東への切符を手にした。
ひとこと
。相馬がいなくても必勝パターンで点を取り切ったのは見事。
試合結果
2026.3.10
AFC Champions League Elite
Round 16 2nd leg
FC町田ゼルビア 1-0(PK:1-0) 江原FC
野津田GIONスタジアム
【得点者】
町田:25‘ 中村帆高
主審:ルスタン・ルトフリン
