
10人に追い込まれるもミッションコンプリート
序盤から勢いを見せたのはアウェイのアタランタ。ボールを勢いよく前に送ると、マンツーベースのプレス。キックアンドラッシュというべきなスタンスから圧力をかけていく。
サッスオーロのスタンスはそんなアタランタのものとは対照的。4-5-1でフラットな陣形を敷き、ズルズルとラインを下げさせられる格好に。ロングボールはアタランタに跳ね返されてしまうし、繋ぐことはできてもブロックの手前という状況だった。
時間の経過とともに少しずつ押し返すことができる展開に持ってくることができたサッスオーロ。ロリエンテの反転など勝てるマッチアップから押し返していく。反攻ムードのサッスオーロだったが思わぬ落とし穴。全くいらないところからピナモンティが一発退場。10人に追い込まれてしまう。
だが、この状況を跳ね返したサッスオーロ。4-4-1で引いて受ける布陣からカウンターで反転。アタランタのメリハリのない対応があれよあれよと自陣までボールを呼び込んでしまい、そこからゴールを奪い取ることに成功。セットプレーから抜けてきたボールをコネが押し込む。
一方的に押し込む機会を掴むアタランタではあったがこじ開けることはできず。試合はサッスオーロのリードでハーフタイムを迎える。
後半も展開は同じ。アタランタがボールを持ちながらサッスオーロの壊しどころを探っていく流れとなった。3枚交代を敢行したアタランタはCFに推進力のあるクルシュトヴィッチに加えて、左にスレマナを投入。サイドと中央のアタッカーを入れ替える。
しかし、サッスオーロも左サイドのポジションチェンジから落ち着いたポゼッションを敢行。全く同じ機会とは言わないが、ボールを持てる機会は捨てずに押し込み返す。
その執念が実ったのが69分。左サイドからの攻め上がりからできたタメをトルストベットが見事なミドルで仕留めてリードをさらに広げる。
終盤に向けてさらに火力を増していくアタランタ。左右のサイドからクロス爆撃でゴールをこじ開けにいく。88分にようやくゴールを決めるが、反撃はこの1点まで。多くの時間を10人で凌いだサッスオーロが見事に勝利を掠め取ってみせた。
ひとこと
アタランタ、受けに回った時のゆるさが気になった。
試合結果
2026.3.1
セリエA
第27節
サッスオーロ 2-1 アタランタ
マペイ・スタジアム
【得点者】
SAS:23′ コネ, 69′ トルストベット
ATA:88′ ムサ
主審:マッテオ・マルケッティ
