
ともに納得しにくいドロー決着
序盤から一方的なポゼッションで試合のテンポを握っていくのはアタランタ。ボールを左右に動かしてチャンスを作っていく。ボールを保持し続ける流れの中でサイドの裏からスピード勝負を仕掛けていく。左サイドのスレマナが特に目立つ展開になっていた。
非保持においてはハイプレスで制圧にかかるアタランタ。エケレカンプにもコスヌがついていくマンマークの徹底ぶりでウディネーゼに隙を与えない。今季のアタランタは普段よりもハイプレスに尖りきれていない感じはしたのだが、この試合では蹴らせて回収することができている手応えがある分、きっちりと尖ることができていた。
ウディネーゼは少しずつプレスの意欲を見せていくが、浮いていくコスヌから運ばれてしまうなどいまいちリズムを掴むことができず。ただアタランタもサイドからスピードでギャップを作っていくところからの先を作れず。主導権を得点に結びつけることができない。
すると機会が少ないウディネーゼが先制ゴールをゲット。セットプレーからのクリステンセンのゴールで劣勢のウディネーゼが試合を動かす。
後半、追いかける立場になったアタランタは高い位置からプレス。だがウディネーゼはこの形をひっくり返す形で反撃。左サイドからの進撃で追加点を奪うことに成功。デイビスのゴールでさらにリードを広げる。
ただウディネーゼはこのゴール以降かなりラインを下げてしまった感。一方的に押し込む機会を得たアタランタ。ボックス内での高さの勝負には勝っているなどブロック守備を攻略できる手応えは上々である。
ワンサイドで攻撃を続ける流れを作ったアタランタはその流れに乗る形でゴール。スカマッカが立て続けに2つのゴールを決めて追いつく。2つ目のゴールはウディネーゼ側の軽いミスをハイプレスで捕まえたところから。ウディネーゼとしては完全に流れに飲まれてしまった結果となった。
試合はタイスコアのままで終了。2点を溶かしてしまったウディネーゼも、最後に勝ち越しゴールを決めたかったアタランタにとっても満足いかない結末となってしまった。
ひとこと
ウディネーゼ、2点とった後の試合運びがあまりにももったいなかった。
試合結果
2026.3.7
セリエA
第28節
アタランタ 2-2 ウディネーゼ
スタディオ・アトレティ・アズーリ・ディターリア
【得点者】
ATA:75′ 79′ スカマッカ
UDI:39′ クリステンセン, 54‘ デイビス
主審:アントニオ・ラプアーノ
